『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告1228』

2004年12月28日 午後4時現在

28日 0:00
27日夕刻離陸する予定であったNW27便は、エンジントラブルに見舞われ結局、JAL便にて振替輸送となり、翌28日10時に出発することとなる。バンコクには15時(日本時間17時)に到着、現地入り予定。被災地の実質的な調査は夕刻より開始になる模様。

こうしたうちにも、被害による死亡者は増え続けており、被災各国を合わせ22,000人と驚異的な数にのぼっている。

一方、タイ バンコクのテレビ放送では、シャムロン元首相により、徳洲会グループの災害医療援助隊が来ることが公表されている。

TDMAT事務局では、(株)徳洲会を通じて、現地持込用の、医薬品と医療消耗品が次々と確保されつつある。医薬品は千葉徳洲会病院薬局にて準備、医療消耗品は、中沢病院で運搬梱包済み、自動血圧計10個、聴診器20個、パルスオキシメーター10個、簡易心電図計3個が準備できた。パルスオキシメーターに関しては、横河メディカルの寄贈によるものであり、先遣隊と一緒に、タイへ 又、ホギメディカルより、ディスポーブルの消毒キットが10tトラック2台分確保出来たが、タイ国内までの運搬方法を現在検討中である。