『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0118(1)』

2005年01月18日

17日

業務報告
アチェ(17日夜現在:松尾先生、渥美先生より)

診察状況:デンマーク隊の外来部門を担当
2つの外来診察用テントで2・3診体制。
通訳が必ずいるわけではなく、言葉の問題から一人の診察に時間がかかる。
本部の用意した「インドネシア語――日本語問診表」は何とか使える。
17日のみTDMAT医師が5名いるので余裕がある(明日より3名)。
12時~14時の昼休みの時間帯も、患者さんが訪れる。
看護師が病棟テントに駆り出されることがあり診察・介護の手が足りない。

17日の診察患者数:184名
上気道炎が主、下痢は思ったほど多くない、昨日マラリアの疑い1名。

食事:カップ麺やミゴレンなどが中心だが、栄養士・調理師が頑張って作ってくれている。

生活状況:安全確保のため、デンマーク隊の確保している敷地(大学のグラウンド)からほとんど出ていない。インドネシア人チームを招き、ジャパニーズ・スタイルのパスタが受けたが、味噌汁は嫌われた。インディカ米を”コシヒカリ”と無理やり思いこんで食べている。

寝場所:テントの中に簡易ベットがあり、個人用の蚊帳と扇風機があり何とか寝ることが可能。撤退したFAKINAH病院の環境はゴロ寝で、それに比べると随分と快適。

今後の予定:
18日、渥美医師、奈良看護師、古瀬薬剤師、橋爪医師がジャカルタへ移動。ジャカルタ1泊後、20日朝帰国予定。

18日以降の診療体制:
松尾医師、清水医師、松田医師、内医師、梅林、浜田両看護師、木田薬剤師、荒幡調理師