フィリピン中部の南レイテ州(レイテ島)で、17日朝(日本時間同)、豪雨による大規模な地滑りが発生し、家屋500棟と小学校などが土砂に埋まった。少なくとも200人が死亡し、1500人が行方不明となっているとの報道があり、さらに犠牲者が増える可能性もある。

徳洲会グループの災害医療支援隊 TDMAT では、情報収集活動を開始しました。

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徳洲会グループと、フィリピンとは、交流が盛んで、軍医などを中心に研修を受け入れ、徳洲会グループ幹部も何度もフィリピンを訪れています。
病院建設誘致など、徳洲会グループとの医療協力を展開していく地域です。

2月17日 18時ごろ

新聞のWEB記事により、災害発生の第一報。
報道からすると、死者100名以上が予測された為、TDMAT事務局を開設。
岸和田病院 橋爪医師、共愛会病院 中村医師、(株)徳洲会 吉看護師により、情報収集活動開始。

外務省民間支援室、在日フィリピン大使館、などから情報収集。

  • レイテ島は豪雨の為、交通手段の確保が困難
  • 医療支援物資の輸送が困難
  • 地震などの災害とは異なり、地域限局した災害である

2月18日

徳洲会グループと友好的である、政府関係者、軍関係者との連絡を試みるが、現地視察の為、連絡がとれない状況。

2月19日

フィリピン災害担当大臣(ゴードン大臣)との連絡により、医療の需要あり。徳洲会グループの医療チーム受け入れに向け、準備が始まる。

ゴードン大臣が総裁を務めるフィリピン赤十字が主体で緊急医療活動を実施している。

2月20日

被災地に向け、先遣隊を派遣致します。

隊長: 岸和田病院 … 橋爪 慶人医師
静岡病院 … 河内 順医師
東京本部 … 萩原 幹郎氏

成田空港発マニラ行 JAL741便 18:20発

事務局では、先遣活動後方支援の準備を進めています。
過去の災害医療活動時に各メーカーから提供頂いた医療材料・衛生材料など、支援物資の調達、交通手段の確保など進めています。