4月11日(月)

各地区の診療報告

【南三陸地区】
昨夜の動き 内科18名(男性10名 女性8名) 小児科2名(男性1名 女性1名)計20名
内83歳男性総胆管結石、胆管炎疑いにて栗原中央病院へ救急搬送。
内科患者のうち2名はノロウィルス疑い、うち1名は簡易検査で陽性であった。この2名 も隔離対応となった。昨日の5名を併せて、現在7名の患者とその家族を隔離対応としている。(現在はプレハブ2棟とテント1張を隔離部屋としている)また、昨晩中に上戸看護師(感染認定看護師)が中心となりノロウィルス発生時のマニュアルを作成。本日よりそのマニュアルの運用を行っている。今後のノロウィルス蔓延防止対策については、南三陸本部と行政を含め対応を検討中であり、現状では今後隔離対応患者が増えた場合高校を隔離部屋として使用し別チームがその対応にあたることとなった。

ベイサイドアリーナ内診療 内科111名(男性49名女性62名) 外科10名(男性5名女性6名) 小児科4名(男性1名女性3名)計125名
うち救急搬送2件(88歳男性肺炎疑いにて栗原中央病院搬送、85歳男性二酸化炭素中毒疑い・低体温にて栗原中央病院搬送)
内科患者でノロウィルス疑い症例は12名。うち4名は志津川高校にて隔離対応とし別チームが担当した。
その他6名は自宅療養とし、2名は軽症だったためアリーナ内で経過観察となった。

ノロウィルス感染症疑い症例が増加傾向にあり、今後も行政、南三陸本部と対策を検討していく。

巡回診療
林生活センター 内科26名(男性9名女性17)
大久保 内科18名(男性6名女性12名)
計44名

本日は3/11の地震発生から1カ月目となり、アリーナでは黙祷行事が行われTMATチ ームも参加した。

メンバーの健康状態は全員良好である。

【本吉地区】
昨夜の動き 内科2名 小児科3名(男性3名、女性2名)計5名
本吉病院診療数 内科251名 外科2名 小児科3名(男性94名 女性162名)計256名 救急搬送が必要な患者はいなかった。

午前中に比べると午後のほうが若干患者数は少なく,1週間前の月曜日と比較すると1日合計人数は少ないが,依然として多くの患者が来院されている。

メンバー全員の健康状態は良好である。

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(文責 野口 幸洋)