インドネシア スラウェシ島地震 TMAT災害医療活動報告

平成 30 年 10 月 9 日 23:00

第 8 報

10 月 9 日
【第 2 班】
午前中は Anutapura 病院内救急外来にて 13 件の診療介助を AMAD チームと合同で実施。広範囲熱傷で入院してる患者に関して地元ドクターに手術が必要なことを提案などおこなった。
午後から昨日同様ハリム医師、ARTERIA のメンバーと共にベッカ村という地域に巡回活動を実施。大腿骨骨折疑い患者、右上腕骨骨折疑い患者、皮下膿瘍患者等への対応をハリム医師中心に実施、その介助を行った。また、内科的対応が必要な患者にはハリム医師が診察と処方を行った。その他数カ所の村にも聞き込みをしながらの移動を続けたが、大きな外傷患者はいなかった。
18 時頃活動終了となった。

現時点において、インドネシア国内の医療チームが多く支援に入っており、地元の医療対応できる状況になっている。このような状況を検討し、TMAT チームは本日をもって活動を終了し、明日 10 月 10 日に帰国に向けて準備をすることとなった。
第 2 班 3 名は、10 月 11 日朝羽田空港に帰国予定である。

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ハリム医師、ARTERIA と共に村を歩いて巡回活動

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ハリム医師を中心に処置の介助を実施

事務局担当
野口 幸洋 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阿部 真也 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)

(文責 事務局 野口 幸洋)
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