11月19日

6:00

第1陣メンバーは、現地時間5:00頃宿営地となっているオルモックを出発した。診療活動拠点となっているタナウアンに到着後、池原隊長と吉松コーディネーターはクラスターミーティングへの参加のためタクロバンへ向かう予定。

8:00

第1陣5名は無事タナウアンに到着。村上医師、佐藤看護師、濱田看護師は診療の準備を行い、池原隊長と吉松コーディネーターは予定通りタクロバンへ向かった。

9:00

現地時間8:00から開催される予定であったクラスターミーティングだったが、急遽時間が変更になったため、参加を断念してタナウアンに戻ることになった。

10:00

現地時間8:30頃池原隊長と吉松コーディネーターはタナウアンに到着。先に到着していた3名に合流し診療活動を開始した。

16:00

現地時間15:00、本日の診療終了。本日の診療数は66名で全て外科系疾患。昨日同様、二次的な処置のほか瓦礫の片付け等で軽症を負ったという患者が大半を占めたが、数日前に治療した患者で感染が酷く切断適応になった重傷者がいたためタクロバン市内の病院に転送した症例が1件あった。

TMATは外科系の患者のみを診療した。

TMATは外科系の患者のみを診療した。

20:00

現地時間15:00頃メンバー5名はオルモックに向け出発、18:30に無事宿営地に到着した。また、タナウアンでTMATが活動している事を知り、ユニセフの日本人スタッフが挨拶に訪れたとの事。

 本日の活動終了を持って、隊長である池原医師を中心に現在の状況をまとめ、今後の活動について協議した。

・現在の患者は数はいるものの、軽症患者が大部分を占めており急性期のニーズは減少した。

・ 合同で活動しているアメリカのNGOチームにも医師が合流する予定で、今の診療を責任持って引き継ぐ意思表示を確認した。

・  タクロバンを中心にしていたフィリピンのナショナルチーム(DOH等)がタナウアンにも入ってきており、今後多くの医療供給が見込める。

 以上の事から、TMAT医療支援活動は現在活動している第1陣をもって終了する事を決定いたしました。

尚、第1陣は22日まで活動を継続し、23日に帰国する方向で調整中です。

引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

事務局 野口 幸洋(四街道徳洲会病院)

 

(文責 事務局 野口 幸洋)