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12:00

TMATチームは、現地時間9時頃、診療活動を開始した。本日も2チームに分かれて活動を行う。

 テント診療所

河内医師、當麻医師、坂元医師、Dr.Bipin、有本看護師、赤星看護師、中村看護師、浅野看護師、鑓水ロジ

巡回診療

村上医師、栗原看護師、石田ロジ

※巡回診療チームは近くでサイトを展開しているNGORESCUE NET」を訪問し、巡回先の村での患者情報の提供、同チームの診療手伝いを行う予定。

 本日のバラビセは快晴。日中日差しが強く、熱中症・脱水に注意しながら活動いたします。メンバー全員の健康状態は良好です。

 18:00

3日の活動報告(午前分も含む)

 

テント診療所

午前 内科系疾患22名 外科系疾患31名 合計53

※内科系疾患は大部分が感冒症状。1名脱水症状患者いた。

※外科系疾患は2次的な洗浄、消毒を処置がほぼすべて。

午後 内科系疾患40名 外科系疾患13名 合計53

※内科系疾患は感冒や頭痛を訴える患者が多く、本日も気温が高かったため、熱中症状が疑われた。また血圧測定希望の避難者も多く見られた。

※外科系疾患は二次的な創傷処置や腰痛などの背部痛であった。

午前・午後合計 106

 

巡回診療(村上)午前

NGORESCUE NET」の拠点を訪問。診療の応援を行った。同チームは、本日の診療を持って撤収するとのことであった。

 巡回診療(河内、坂元、石崎)

Dhuskun」を訪問。同地域のヘルスケアセンターを訪ね、外科系患者や医療を必要としている患者いないか確認。5名の軽傷外科患者に対する処置、1名の内科系疾患診療を実施。なお、同地域には支援隊の介入はない模様。外科は骨折や創処置を対応したが、1名脊椎損傷疑いの患者もいたため、医療機関への紹介状を作成した。内科1名は感冒症状であった。

なお、診療後河内隊長は国際緊急援助隊医療チーム(JDR)の拠点を訪問。撤収にあたり、患者の引き継ぎ等の打ち合わせを行った。

※なお、先遣隊メンバーで活動延長をしていた村上医師は本日で活動を終了します。現地時間16時頃(日本時間19時頃)バラビセを出発、現地時間21時頃、無事にカトマンズに到着した。

合流したTMATメンバー

TMATが行う仮設テント診療所TMATが行う仮設テント診療所

仮設テント診療所 診療風景(當麻医師)

仮設テント診療所 診療風景(當麻医師)

巡回診療で外科処置を行う(河内医師)

巡回診療で外科処置を行う(河内医師)

他のNGOとも連携して診療(村上医師、栗原看護師)

他のNGOとも連携して診療(村上医師、栗原看護師)

内服薬は地元で調達した薬品を使用

内服薬は地元で調達した薬品を使用