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災害救護・国際協力ベーシックコース
TMATでは平成19年7月より、「災害救護・国際協力ベーシックコース」を開催しています。10月6,7日には第3回目が静岡で開催され、受講人数が延べ80名を超えました。講師陣が豊富な体験を生かしたプログラムは講義、実技ともに好評を博しています。
「ベーシックコース」は災害救護や国際医療協力についての知識を習得し、災害時の迅速で適切な医療活動、病院防災への主体的な取り組みができる人材の育成を目的としています。2日間の日程で、主なプログラムは次の通りです。
災害医療総論
感染症対策
通信機器の使用法
自己防衛
トリアージ訓練(注1)
机上訓練(注2)
トリアージ訓練は病院における災害対策の柱のひとつです。病院内や近隣から傷病者役のボランティアを募り、傷病用のメイクや演技指導を行っての臨場感あふれる訓練は、混乱した現場で適切な判断がいかに難しいかを体感することができます。
受講者からは、災害救護、国際協力を身近に感じることができた、今後TMAT要請があれば実際に被災地へ行ってみたい、といった感想が寄せられています。
今後も現場に基づいたTMAT独自のプログラム構成を更に発展させていく予定です。
⇒プログラム例
■注1:トリアージ訓練とは?
災害が起こると、病院や避難所には一度に多くのケガ人や病人(傷病者)が集まります。その際、できる限り多くの命を救い、治療を行うためには、傷病の緊急性や重症度を判別し、それに応じて治療の優先順位を決定しなくてはなりません。この優先順位を決定していく過程を「トリアージ」といいます。
災害現場には大勢の傷病者が集まり、大変に混乱します。その中で冷静な判断を下すことは非常に難しく、日頃の訓練が大切になってきます。ボランティアの方々には特殊メイクと演技指導を受けて傷病者役となっていただき、実際の災害現場を想定したトリアージ訓練を行います。
■注2:机上訓練とは?
これまで実際に起こった災害医療支援をシナリオとして、数名の講師と5名程度の受講者で、活動シミュレーションをする訓練。静岡コースで使われたシナリオは1999年9月21日に起きた台湾921大地震、2004年12月26日に起きたスマトラ沖大地震・津波災害で、TMAT(当時はTDMAT)の実際の活動を元としています。
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