ベースキャンプよりの報告 99/10/07 10:00
10月6日の活動報告

診療班:場所 診療者数 詳細分類
総数 内科系 外科系 呼吸器 消化器 慢性疾患 外傷 その他
第A班:
東勢国民小学校
114 99 15 80 8 7 20 20
第B班:
東庚記念医院
OFF
第C班:午前
新盛国民小学校
22 20 2 12 4 0 2 4
第C班:午後
石城小学校
17 15 2 7 1 2 2 5
第D班:
旧814陸軍病院跡地
33 12 21 10 2 1 19 2
第E班:
東勢国民中学
ベースキャンプ

influenza vaccine65歳以上と学童以下は接種を義務づけているようです。その他はそのため。

ベースキャンプの移動完了!長庚病院ベースキャンプは元マクドナルドのビルへ移動。人数の関係でここに同居できないTDMATメンバーもベースキャンプを、このビルから徒歩10分ほどの老人福利施設の3F・4Fに移動しました。40人収容のベット付きでテント生活からいきなり屋根付きドミトリーにグレードアップしました(^O^)

青木先生の帰国10/5に青木先生が一時帰国しTDMAT本部事務局で理事長へ報告。翌10/6「新潮45」の取材を受けました。11月号に掲載予定。

立法院公聴会出席10/5 立法院公聴会に徐先生と清水先生が出席しました。徐先生はその後帰国の途につきます。長い間、隊長ご苦労様でした<(__)>

撤退時期と班の縮小撤退時期は10/16頃と仮決定し、これ以上のメンバーの派遣はしません。10/9で新盛、石城小学校診療所は撤退し、東勢国民小学校避難所と814陸軍病院跡地避難所の2カ所に絞る事になりました。

10/8帰国メンバー田川、津畑、岩澤、小泉、高山の5名の帰国が10/8に決まりました!!なお、10/10には清水、栗間、斎藤、亀山、鈴木、萩原、宮島、吉が帰国予定です。

第3次派遣隊は全員無事に到着しました

10月2日出発 → 到着確認済み
3日東勢入りしました。
10月3日出発 → 到着確認済み
4日東勢入りしました。
田川 豊秋 (医師:神戸)
栗岡 宏彰 (医師:宇治)
田原 代志枝 (看護婦:千葉西)
財 紀代 (看護婦:鹿児島)
野沢 敏昭 (看護士:鎌倉)
竹内 克彦 (医師:大和)
根笹 智恵 (看護婦:札幌東)
倉田 真紀 (看護婦:札幌東)
山崎 宏和 (看護士:大和)
渡辺 英樹 (ME:鎌倉)
浦里 博史 (看護士:神戸)
10月4日出発 → 到着確認済み
5日東勢入りしました。
10月6日出発 → 到着確認済み
7日東勢入りしました。
松元 陽一 (医師:岸和田) 阿部 好弘 (医師:鹿児島)

10月7日の予定

第A班 東勢国民小学校避難所派遣
  小芝 章剛 医師 札幌東
  栗岡 宏彰 医師 宇治
  津畑 学 医師 鎌倉
  松元 陽一 医師 岸和田
  荻原 省武 薬剤師 福岡
  張 羣 薬剤師 中部
  宮島 康彰 看護士 八尾
  山崎 宏和 看護士 大和
  浦里 博史 看護士 神戸
  通訳 2名 10名
第B班 旧814陸軍病院跡地診療所(仮設住宅)
  清水 徹郎 医師 札幌
  田川 豊秋 医師 神戸
  栗間 孝之 看護士 札幌
  高山 淑衣 検査技師 千葉西
  小泉 恵子 薬剤師 千葉西
  財 紀代 看護婦 鹿児島
  通訳 2名 8名
第C班 休息日(林口長庚病院)
  竹内 克彦 医師 大和
  村井 政史 医師 鎌倉
  吉 紀三 看護士 名瀬
  斉藤 喜博 ME 札幌
  近藤 芳憲 看護士 鎌倉
  根笹 智恵 看護婦 札幌東
  倉田 真紀 看護婦 札幌東
  田原 代志枝 コーディネート業務 千葉西
  通訳 1名 12名
第D班 新盛小学校 → 石城小学校避難所派遣
  阿部 好弘 医師 鹿児島
  天野 知徳 医師 宇治
  野沢 敏昭 看護士 鎌倉
  亀山 賢司 薬剤師 鎌倉
  通訳 2名 5名
第E班 東勢国民中学校ベースキャンプ
  劉 孟娟 医師 名瀬
  岩澤 隆義 ME 千葉西
  渡辺 英樹 ME 鎌倉
  鈴木 論貴 放射線技師 千葉西 4名

帰国徐 嘉英 医師(羽生)

再出国(10/7夜台北へ)青木 重憲 医師(茅ヶ崎(現:湘南藤沢徳洲会病院))

おもしろ情報 (^_^) 東勢ベースキャンプ便り:
さすが食在中国、避難所でも真っ先に中華鍋、コンロが供給され、3食とも手作りの温かい料理です。もちろん中華ではありますが…
骨盤骨折など複数の外傷を負い大腿部にはドレーンが入った患者さんがいました。日本なら入院です。でも頑として応じません。
子供を地震で失い、立派な葬式をあげてやりたい…。メンバーは黙々と毎日包交と全身状態のチェックをしに往診しています。
災害医療といってもやはり心が大切です。

事務局より:
ファックスをはじめ、電子メール、ホームページへの情報発信、外務省や厚生省、press releaseなどへの広報や折衝、現地メンバーとの連絡、指示、派遣、帰国の手配、所属病院や家族への連絡、そしてマニュアルの作製……そんなことを、事務局でやってます。鎌倉病院医局秘書の富岡加代子さんが毎日休み無しで事務局の仕事を請け負ってくれています。本当に感謝です。橋爪慶人先生(岸和田)と中村(宇治)は、所属病院と東京を行ったり着たりですが、災害医療のコーディネータは、医師が関わることが必須ですので、頑張ってます。