代表挨拶

代表挨拶 理事長 福島 安義

各国と連携してTMATを国際的NGOへ

TMAT理事長 福島 安義日頃よりNPO法人TMATへの皆さまの温かいご支援に感謝します。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、TMATは即座に活動を開始。仙台徳洲会病院が被災したことで、多くの方からお見舞いの言葉とともに物資などの援助をいただきましたことに厚くお礼申し上げます。また、TMATへのご支援と同時に寄付してくださったことに、あらためて謝意を表す次第です。

TMATの発足は2005年のことで、同年7月末に内閣府にNPO法人として認証(現在は東京都認証)され、8月17日に登記がなされました。

前身は、TDMAT(徳洲会災害医療協力隊)です。阪神・淡路大震災の発生時に、徳洲会グループの医師や看護師たちがボランティアとして神戸徳洲会病院に駆けつけ、無事だった大阪府下の徳田病院(現・松原徳洲会病院)、野崎病院(現・野崎徳洲会病院)、岸和田徳洲会病院、八尾徳洲会病院(現・八尾徳洲会総合病院)と京都府の宇治徳洲会病院がバックアップ体制を敷き、緊急医療救援活動を展開したことがTDMATの結成につながったのです。

阪神・淡路大震災の報道がなされたとき、多くの医師や看護師、コメディカルたちが被災地の救援に向かいたいと上司や院長らに訴えました。こうした大きな災害時には迅速な初動はもちろんのこと、状況把握と情報収集が欠かせません。スタッフは、自治体などからの情報が途絶える中で外に出て巡回診療を行いました。東日本大震災でも、その姿勢は変わりません。毎日、10~20人の医師や看護師、そのほかの職種の方が被災地に向かい、医療活動を行っています。仙台徳洲会病院と診療所4拠点、そして巡回と休む暇もありません。しかし彼らは、そうした活動を当然のことと捉えているのです。

2010年チリ大地震 / 2010年ハイチ大地震

(左)2010年チリ大地震 / (右)2010年ハイチ大地震

徳洲会の理念と哲学は、徳田虎雄前理事長が提唱する「生命だけは平等だ」です。1973年に、徳田前理事長が最初の病院である徳田病院をつくった当時は、救急車のタライ回しが社会問題化していました。そうした事態を憂慮した前理事長は、不眠不休で救急救命に努めたのです。その姿勢は一貫しており、今も変わっていません。だからこそ、緊急医療活動に飛び出していく医師たちが育ったのだと思います。

TMATは国内だけでなく、世界各国の被災地で緊急医療救援活動を展開しています

2006年インドネシア・ジャワ島中部地震

2006年インドネシア・ジャワ島中部地震

TDMATは、これまでに1995年5月のサハリン大地震をはじめ、出動した国内外の災害・地域は以下のとおりです。台湾921地震(99年9月)、新潟県中越地震(2004年10月)、インドネシア・スマトラ沖地震(同12月)、インドネシアのバンダアチェ病院復興支援(05年3月)、福岡県西方沖地震(同)、パキスタン北部地震(同10月)、フィリピン・レイテ島地滑り災害(06年2月)、インドネシア・ジャワ島中部地震(同5月)。TMATとしては、新潟県中越沖地震(07年7月)、ミャンマー・サイクロン水害(08年5月)、中国・四川大地震(同)、岩手・宮城内陸地震(同6月)、岩手北部地震(同7月)、ハイチ大地震(10年1月)、チリ大地震(同2月)、中国・青海省玉樹県地震(同4月)、奄美大島豪雨(同10月)、東日本大震災(11年3月)、トルコ東部地震(同年11月)、フィリピン中部台風災害(13年11月)で活動しました。

TMATは、今後も国内外の被災地で緊急医療救援活動を展開してまいりますが、徳洲会グループ外からも参加していただけるように広く門戸を開いています。現在、外務省をはじめ各国大使館、各国協力機関と連携し、国際的NGO(非政府組織)としての活動を目指しているところです。

一方で「災害救護・国際協力ベーシックコース」を開催し、被災地での救護活動にとどまらず、自らの病院を守る「病院防災」についても議論する場を設置。すでに400人超の受講者がいて、被災地で活動しています。今年2月からは、コースの中に新たに「職種別グループワーク」を採用しました。看護師とロジスティック担当者(医療業務調整員)が職種別に、被災地でのより実践的な活動内容についてグループワーク形式で意見を出し合うのです。外に出るだけでなく、TMATは底辺をさらに広げるように努力してまいります。

2007年新潟県中越沖地震

2007年新潟県中越沖地震

2010年奄美大島豪雨災害

2010年奄美大島豪雨災害

 

理事長代行 石井 一二

NPO法人TMATは、徳洲会グループの医師や看護師などの、ボランテイア活動の歴史の中から生み出された法人です。
しかし、グループ外の各分野の方々も参加できますようにと、広く門戸を開いたNPOで、各地でそのお披露目会を開催しています。
海外での活動ではNGO(非政府組織)として、外務省、各国大使館、各国協力機関と連携をとりながら医療支援活動を展開してまいります。将来的には国連諸機関と協力関係を築ける「国連NGO」への道も模索してまいります。正会員、賛助会員として、またはボランテイアとして皆様の積極的なご参加をお願いいたします。

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