『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告1227』

2004年12月28日 午後4時現在

初 動
26日午前8時(日本時間同10時)頃、インドネシア・スマトラ島西方沖でマグニチュード9の地震が発生した。地震による津波の影響で、タイ・インドネシア・スリランカ・インドなど各国に被害が及んでおり、既に犠牲者が1万4千人を越えている。

徳洲会グループは、こうした被害に対し、災害医療協力を進めるべく、TDMAT(徳洲会災害医療協力隊)の活動を開始した。TDMAT本部を東京本部内に設置した。徳洲会グループは、今回地震の被害を受けた国のうち、以前から交流があり、現地医療機関との連携が可能なインドネシア、タイにTDMAT先遣隊派遣を決定した。27日午後の便で成田を発つことになっている。

28日未明(日本時間)には、インドネシアで情報収集を、タイでは特に被害大きかったプーケット近郊の病院に入り、それぞれ現地での活動を開始する。

27日 15:00
現地で被害状況を把握するため、TDMAT先遣隊のメンバーは、27日午後3時、徳洲会東京本部に集合した。現在確認しうる被災地の情報の説明を受け、その後、直ちにバンコクに向けて18:40に出発する。

先遣隊のメンバーは以下のとおり。

TDMAT先遣隊(タイ、本日出発)(敬称略)

岸和田 医師 橋爪 慶人
湘南鎌倉 医師 河内 順
湘南鎌倉 医師 中川 嘉隆
湘南鎌倉 看護師 岩谷 サキ子
湘南鎌倉 薬剤師 宮坂 善之
湘南鎌倉 事務 守屋 貴博
湘南鎌倉 事務 吉松 栄作
大和 医師 杉田 篤紀
茅ヶ崎
(現:湘南藤沢徳洲会病院)
医師 早田 台史
茅ヶ崎
(現:湘南藤沢徳洲会病院)
医師 村山 弘之
千葉 医師 藤川 幸一

明日未明、バンコクで情報収集を開始し、明日中にプーケットと近くの病院に空路で入る予定。また、インドネシアには、鈴木隆夫専務理事を中心としたメンバーがほぼ同時刻に出発している。