『パキスタン北部地震災害 TDMAT活動報告 第06報』
2005年10月21日 午後 先遣隊報告
報告
橋爪医師(岸和田徳洲会病院)
萩原氏(東京本部 海外事業部)
パキスタン イスラマバードより
本日はMuzaffarabadを視察予定であったが、本隊派遣が明日に早 まったため本隊の受け入れ準備を進めることにしました。
本隊受け入れ準備の状況
ホテル
21日(本隊到着日)
イスラマバード市内宿泊
車
車種:バス35人乗り、コーチ14人乗り、ワゴン 6-8名乗り
21日荷物も多いため、イスラマバード空港までバスで迎えに行きます。
22日土曜日は、直行する便(コーチ1台)と買出しチーム(ワゴン) の2台
23日以降ワゴンを24時間継続して借りる
通訳
今日は買い物に一人付いてきていただきましたが、ここの通訳はかなり日本語に堪能です
国内携帯電話
プリベイド(国際もかけられます)
3台用意(萩島1台、橋爪1台、本隊1台)
生活物品
電気製品:冷蔵庫・洗濯機
調理道具:ガス(LPG 15Kg×2)・コンロ(2口)、浄水器、明日、マンセラに行きセッティング予定
その他、鍋・釜・食器・調味料・インスタントの食材・水などは明日調達予定
医療材料・薬剤
薬局・薬店だと小ロットでも在庫がないことが多いため製薬会社を紹介してもらえるようにカウンターパートナーに依頼。
今回の地震でもいろいろと現地に 提供している。明日は金曜日でイスラムでは午前中だけの仕事が多く、しかも ラマダン中のため休み。
土曜日に薬剤師と同行する予定です。
カウンターパートナーからの助言
マンセラあたりでは、社会的に貧困なイスラム社会のところだということです。
男性医師が女性の患者さんを診察する際
「直接肌に触れない」(聴診は服の上からなどの配慮が必要)
女性スタッフが同席する(必須)。
女性スタッフの注意事項
決して一人での行動はしない。外に出ることだけでもダメ。道端にしろどこにしろ、公衆の面前で女性が一人で行動するのは、非常に不自然で異様なこと。
明日(10月21日)の予定
マンセラまで行き、明日からの活動の打ち合わせおよび宿泊場所の セッティング買出し(食料・日用品・など)