2月20日

現地時間23時40分にマニラ到着。
フィリピン赤十字の職員出迎えにより、宿舎へ移動。

2月21日 9時

マニラ空港から、被災地に最も近い空港(タクロバン空港 正式名称は不明)まで、米軍航空機(10名乗りのプロペラ機)で移動。

上空より、被災地を視察。

「大きな山が崩れ、一つの集落をのみこんだようだ」との第一印象。隣接する集落の被害はないように見える。

タクロバン空港から、米軍ヘリコプターにて、セントバーナードのフィリピン赤十字オペレーションセンターに移動し、赤十字のチーフと面談。
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  • 避難者は、2883名で5箇所の施設に分散。
  • 食料や飲料水は集まりつつある。
  • 19名の怪我人があり、重傷者は後方支援病院に搬送(2名のみ)他は、30分程の病院(50床)に搬送されている。
  • 依然1000名以上の行方不明者があり、捜索活動中。
オペレーションセンターからの情報では、緊急医療支援チームの需要は薄いと判断。
傷病者が搬送されている病院並びに被災地を訪問し、情報収集を行うこととした。

地元の医療機関、フィリピン赤十字のスタッフが巡回ケアを行っている為、衛生状態や感染症に関しても不具合はない。

医療物資の消費が無い為、物資の需要もない。

各国から、レスキュー隊(台湾 マレーシア、オーストラリア、スペインアメリカ、フィリピン)が全て被災地で活動している。
日本の旗はなく、日本の医療チームが入っている情報も無い。

明日、引き続き、情報収集活動を行い、マニラに移動する予定。
現時点では、医療需要はないようです。また、物資援助に関しても需要はないようです。