【 平成18年6月6日 1:00 】
主な診療内容
患者総数
TMAT 44名
外来 159名 処置 33名
入院 39名 診察 11名
手術:右腕のデブリードマン
*心肺停止状態
70歳代女性 来院時既に心肺停止状態(DOA)でした。
2日前に病院に行ったが何もないとのことで、帰されていた。他詳細は不明。
気管挿管、ルート確保、強心剤使用。蘇生処置によって、心拍は再開する。
救急車にて転院搬送。転送先病院で死亡
2日連続のCPRでしたが、残念な結果になりました。
- 全体として、処置の患者さんが多数をしめている。
- 本日、他院でギプスを巻く処置を受けたが、レントゲンの結果、骨折が見当たらない負傷者がいた。
- 抜糸をした方が十数名。しかし、傷が汚く・感染により、開放創にした人が数名いました。
*入院患者さんが、呼吸器症状、下痢2名、吐き気1名、扁桃腺炎が1名。
内科専門ということで松尾先生にコンサルトがありました。現地の薬を処方。脱肛の中年男性の患者さんが清水先生の診察を待っていて、清水先生到着後の診察です。
第2陣後発 清水先生到着
清水先生が無事到着しました。
第2陣メンバー
隊長 | 清水 徹郎 | 医師 札幌徳洲会病院 |
松尾 敏明 | 医師 加計呂麻徳洲会診療所 | |
當麻 俊彦 | 医師 八尾徳洲会総合病院 | |
宮坂 善之 | 薬剤師 湘南鎌倉総合病院 | |
梅原 香代子 | 看護師 千葉西総合病院 | |
中村 幸司 | 看護師 鹿児島徳洲会病院 | |
萩原 幹朗 | コーディネーター 医療法人 徳洲会 東京本部 |
現地での活動は、6月12日まで、帰国は、6月13日を予定しています。
*橋爪医師は、6月7日に帰国予定です。
コーディネート業務
- 在インドネシア大使館へのご挨拶。 緊急災害医療活動の内容を大使館にご報告予定です。現在日程調整中で、清水医師に行って頂く予定です。
- 現地の医療需要に関して 現在活動中の診療所の、今後の運営に関して調査予定。 地域の医療復興状況を調査予定。 他の多国籍医療チームの動向を視察予定。
橋爪医師帰国へ
6月6日 ジョグジャカルタを離れ、デンパサール経由で帰路に着きます。
同日、デンパサールにて、タバナン県立病院サンジャナ院長と面談予定です。
(文責 事務局 ㈱徳洲会 吉 紀三)