先遣隊の行動
現地時間8時頃(日本時間21時頃)
先遣隊はヒマニMelenciano Hospitalでの医療活動に向けて第1陣の生活環境を構築のため活動を開始。ヒマニでは多くの避難者などのために居住スペースを確保できないため、病院付近でのキャンプ生活もしくは、ヒマニ近郊の町での宿泊施設を検討中。
ハイチへの国境は、地震以前は厳しく制限されていたが地震後は人道的支援などのため、ドミニカ共和国側が制限を緩和している。そのためハイチから多数の患者がMelenciano Hospital へ搬送されている。
*ドミニカからハイチに入国する際、破傷風の予防接種とマラリアの予防投薬を受けたが、詳細な内容は不明である。

情報通信
先遣隊の通信機器は、海外ローミングサービスの携帯電話、インマルサット衛星携帯電話、インマルサット衛星電話の3機種。
ドミニカ国内では通信状態良好であるが、ハイチでは通信状態が悪く、衛星携帯電話の使用が中心となっている。
現地からの報告は、電話通信のみに制限され、未だ画像は得られません。

01-05

現地時間10時45分頃

国境を通過し、ハイチに入国。

ハイチ側は車列で大渋滞。なんとか1時間程度で渋滞を抜けポルトープランスへ移動する。
ハイチ国内に入った後は特に渋滞はなく、ポルトープランスに到着。所要時間は合計2時間程度であった。

現地時間12時30分

ポルトーフランス中心部から被災状況を視察しながら国際空港周辺に移動。
途中、町の中心部で橋が使用できず川沿いのスラム街を抜け、川を横切った。

ポルトープランス中心部は、コンクリート、ブロックの建物が 多く、鉄筋が少ないため崩壊している建物が多数認められる。
町には人々が溢れており、発展途上国の強く雰囲気を感じるとのこと。

この後、空港内にあると思われるインフォメーションセンターに向かい情報収集を行う予定です。

第一陣メンバー決定

隊長 田川 豊秋 医師 東天城クリニック/外科
副隊長 清水 一起 医師 東京西徳洲会病院/外科・救急
當麻 俊彦 医師 八尾徳洲会病院/整形外科
瀬戸 美佐子 看護師 四街道徳洲会病院
中村 幸司 看護師 鹿児島徳洲会病院
浅草 規久治 看護師 出雲徳洲会病院
横地 貴司 薬剤師 東京西徳洲会病院
貴島 幹三 管理栄養士 松原徳洲会病院
迫田 直治 コーディネーター 千葉徳洲苑 事務次長
吉松 栄作 コーディネーター 東京西徳洲会病院
川井 聡 記者・カメラマン 徳洲新聞
1月17日 CO008便 成田17:45発 ニューヨーク(アメリカ)16:20着
CO748便 ニューヨーク19:00発 サントドミンゴ(ドミニカ共和国)23:50着
1月24日 CO751便 サントドミンゴ13:45発 ニューヨーク着16:55着 泊
1月25日 CO009便 ニューヨーク11:10発
1月26日 成田着15:10着

団結式

1月17日 13:00より、成田国際空港第一ターミナルビル南ウイングにて団結式並びに出発前ブリーフィングを行います。

本部事務局原野 和芳(四街道徳洲会病院 院長 NPO法人TMAT監事 TMATベーシックコースディレクター)
清水 一起(東京西徳洲会病院 医師 TMATベーシックコースチューター)
野口 幸洋(四街道徳洲会病院 管理栄養士 TMATベーシックコースチューター)

(文責:野口 幸洋)