1月12日午後4時53分(日本時間13日午前6時53分)カリブ海の島国ハイチ共和国でマグニチュード(M)7・0の地震があり、国内では大きな人的、物的被害が出ていると報じられた。
1月13日
9:00頃
TMAT事務局で情報収集活動が開始される。
10:00頃
ビルや病院などの大きな建物が多く倒壊しており、「壊滅的被害」との報道
10:30頃
在ハイチ日本国大使館と、電話繋がらない状態。外務省の中南米カリブ室担当者に確認したところ、外務省のホットラインでも電話が繋がらないとのことで通信状態は極めて悪い状態である。また、在日ハイチ大使館も同様の状況との事。
11:30頃
米大統領がハイチ共和国への支援を表明。
14:00頃
ハイチ共和国国際空港閉鎖の情報が入る。また、死者数は数百~数千人に及ぶとの報道がされる。
被害の規模から、医療需要があるとの判断。先遣隊の派遣が可能か検討開始。
15:30頃
再度外務省の中南米カリブ室担当者に確認するも、いまだ現地との連絡は取れておらず被害の状況も把握できていない状況であるとの事。
17:00頃
日本赤十字社が先遣隊派遣を決定。
1月14日
1:00頃
被害の拡大が各報道機関より報道される。
9:00頃
NPO TMAT幹部よりドミニカ共和国経由での先遣隊派遣を前提とした協議に入る。
11:00頃
NPO TMAT幹部で検討の結果、先遣隊の派遣が決定される。
12:00頃
先遣隊メンバーが決定される。
隊長 | 橋爪 慶人 (岸和田徳洲会病院) | NPO TMAT理事 |
萩原 幹郎 (徳洲会東京本部) | コーディネーター |
1月14日
CO008便 | 成田17:45発 ニューヨーク(アメリカ)16:20着 |
CO748便 | ニューヨーク19:00発 サントドミンゴ(ドミニカ共和国)23:50着 空港近くにて宿泊 |
翌15日よりサントドミンゴにて情報収集を開始し、陸路にてハイチ共和国首都ポルトープランスに向かう予定。
☆尚、ハイチ共和国の政治情勢が不安定であり、外国人の入国を一部制限している為、確実に入国出来るとは限らない。
東京本部内に、TMAT災害医療活動チーム事務局を設置致します。
事務局担当原野 和芳(四街道徳洲会病院 院長 NPO法人TMAT監事 TMATベーシックコースディレクター)
野口 幸洋(四街道徳洲会病院 管理栄養士)
(文責 事務局 野口 幸洋)