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13:00 バンコクにて待機をしていた先遣隊4名は現地時間9:45頃(日本時間11:45頃)、再度カトマンズに向けて出発した。

順調にゆけば、現地時間12時頃(日本時間15時頃)カトマンズに到着する予定。

15:00 バンコクを再出発した先遣隊4名は、現地時間11:45分頃(日本時間15時頃)無事ネパール・カトマンズに到着した。

 空港付近での、携帯通信は可能(一般携帯電話での報告あり)。4名の健康状態は良好である。空港にて、予めコンタクトをとっていた現地協力者と合流し、今後の活動を協議する予定。

時間がかかりましたが、本格的に医療ニーズ調査を開始いたします。

 

到着した、カトマンズ・トリブバン国際空港。

到着した、カトマンズ・トリブバン国際空港。

16:00 先遣隊4名は、荷物を受け取り無事に入国完了した。空港で購入するビザは医療支援チームであることを申し出たところ、フリービザとして発行された。

 昨今の災害支援においてWHOへの登録が義務付けられているForeign Medical Teams (FMTs)Type1(外来機能を有するチーム)の登録を空港のWHO事務所にて完了した。

 その後、すでにコンタクトをとっていた協力者と無事合流。用意して頂いた大型車両にて医療機関の視察と、日本大使館への訪問を行う予定。

16:30  カトマンズに到着した先遣隊4名は、現地時間13時頃よりカトマンズ市内の病院の視察を開始した。

市内の比較的大きな病院「Teaching Hospital Parking」では、発災  後多くの外傷患者来院したものの、現在は落ち着いており医療スタッフも対応できる人数がいる模様。

その横にある「Kanti Children’s Hospital」の視察を行ったが、同様に混乱はなかった.

 

18:00  先遣隊からの情報によると、カトマンズ市内の病院は医療スタッフが不足しており、多くの患者が押し寄せ混乱している模様。

カトマンズ市内の医療機関で十分に医療ニーズがあると判断し、正式に医療チーム本隊(第一陣)の派遣を決定いたします。

本隊派遣日は、明日29日もしくは30日になる予定。

 

18:30  現地時間15:30頃、在ネパール日本大使館を訪問。大使館職員と山形医務官に挨拶を行った。また、「NPO法人どさんこ海外保健協力会」の医師とも面談し、同じ日本のNPOとして協力していきたい旨の話し合いがなされた。

20:00 頃 現地時間17:00頃、先遣隊の車両手配等のコーディネート協力をして頂いている方々の所属する病院「Iwamura Memorial Hospital」を訪問(カトマンズ空港の東側5㎞ほど)。

同じく発災直後は150名を超える外傷患者が来院し、現在も多くの 患者が入院している(発災後同院で20名ほどが死亡)が、現在は落ち着いており本日の外来は16名程度であったとのこと。

同院のスタッフによると、今回の地震はカトマンズより北西が震源 地だったため同方面への支援が集中するなか、カトマンズより北東方面でも被害が大きくいまだ支援の入っていない地域が多くあるとのこと。

同院をベースキャンプとして、また同院スタッフの協力を得て、カトマンズより北東地域の支援を中心に行っていく方向で検討することとした。

23:30 現地時間20:30頃、Iwamura Memorial Hospita近くのゲストハウス宿営地とすることし、本日の活動を終了した。

 なお、カトマンズ市内のスーパーマーケットでは食料や物資の調達は可能であり、屋台などの飲食店も再開している。

 カトマンズは日本よりやや暖かいが、夜間は肌寒い気候である。

 明日は、11時よりWHOが開催するクラスターミーティングに参加する予定。

 

 事務局担当

野口 幸洋 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)

 

(文責 事務局野口 幸洋)