4月30日
12:00頃
【先遣隊】
先遣隊メンバーは、予定通り現地時間8:00過ぎ(日本時間11時過ぎ)にカトマンズより北東のSINDHUPALCHOWK地域(シンドパルチャック)内にある、Chautara(チャウタラ)に向かった。なお、今後は地方に向かうため携帯電話での連絡が困難になる可能性があります。持参している衛星携帯(インマルサット)にて定期連絡を行う予定です。
尚、先遣隊隊長を務めている高力医師はネパールを出国いたします。先遣隊は村上医師を隊長として活動いたします。
【第1陣 先発隊】
第1陣先発隊3名は、現地時間8時(日本時間10時頃)バンコク国際空港に到着し、現在カトマンズへ向けての出国準備をしている。予定通り現地時間10:15(日本時間12:15頃)に出発する予定。
※なお、報道にて各国からの支援受け入れを停止する旨の情報が流れております。TMATチームはWHOのFMTs登録を完了しており、完了済チームは各隊ごと活動するよう現地ミーティングで指示が出ております。第1陣に関しましては、すでに登録済チームの追加派遣並びに入れ替えになるため、現段階では受入れに支障はないことになっております。
しかし、今後の動きによっては状況が変わる場合もございます。
19:00 頃
【先遣隊】
カトマンズの北東方向へ向け出発した先遣隊3名は、当初予定していたChautara(チャウタラ)に他の医療チームが多く入り始めたという情報から、Barabise(バラビセ)という地域に行き先を変更した。日本時間18時頃には現地に到着する予定。
尚、高力医師は現地時間13時の便でカトマンズを出国した。バンコクを経由して日本時間5月1日6:20分に成田空港に到着する予定。
【第1陣先発隊】
第1陣先発隊の3名は現地時間12:30頃(日本時間15:30頃) 無事にカトマンズに着陸した。心配された入国は、すでにWHOのFMTs登録したチームであったため問題なく通ることができた。
その後、カウンターパートとなっているIwamura Memorial Hospitaスタッフと合流。同院にてマネージャーと面談した。すでに日が暮れ始めているため先遣隊を追うのは危険と判断し、本日はカトマンズに留まり明日朝先遣隊の後を追う事とした。
【第1陣後発隊】
第1陣後発隊7名は、17:25成田発バンコク行きのフライトで予定通り出国した。
バンコクで1泊のトランジットを経て、明日現地時間10:15発(日本時間12時頃)カトマンズ行でネパールを目指す予定。
第1陣後発隊メンバ―
當麻 俊彦 副隊長/医師
坂元 孝光 医師
有本 菜実子 看護師
赤星 秀明 看護師
栗原 綾子 看護師
浅野 昌子 看護師/物品・カルテ管理担当
鑓水 弘樹 管理栄養士・ロジ担当
25:00 頃
【先遣隊】
現地時間15:30頃(日本時間18:30頃)、先遣隊はカトマンズより北東に行ったBahrabise(バラビセ)に到着。地震により、建物に大きな被害が出ており、住民は外にテント(シート)を張って避難している状況。
すでに初回の医療介入はされているものの、内科的疾患、外科的疾患患者がいるため、先遣隊は巡回にて診療活動を開始することを決定。
現地時間17:00頃(日本時間20時頃)より約2時間診療を行った。
診療結果
内科22名外科28名合計50名(内科は高血圧症・胃腸炎・上気道炎、外科は挫滅創が中心)
なおバラビセの宿舎を確保したため、バラビセを拠点することを決定。明日は土砂により孤立していた集落の道が開通するとの情報があり、そちらを含めバラビセを中心に巡回診療を行う予定。
【第1陣先発隊】
第1陣先発隊3名は、カトマンズ市内の被災地域を視察したのち、物資調達と後発隊の受け入れ準備を行った。翌朝現地時間6:30にカトマンズを出発して、先遣隊のいるバラビセを目指す予定。
【第1陣後発隊】
第1陣後発隊7名は、現地時間22:30(日本時間24:30頃)、経由地バンコクへ到着した。1泊のトランジットを経て、明日現地時間10:15(日本時間12:15発)のカトマンズ行便にて出発する予定。
なお、順調にカトマンズに到着した場合、同日中にバラビセを目指す予定。
本格的な診療活動を開始いたしました。引き続きご支援ご協力よろしくお願いいたします。
事務局担当
野口 幸洋 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)文責 事務局 野口 幸洋