令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告

2024年1月27日 7:00

第25報

1月26日
8:00

TMATチーム内ミーティング 体調不良者なし

9:00

2名の個別リハ 歩行練習 、1 名の認知症ケアを泉理学療法士が実施

10:00頃

JMAT
チームが到着し診察を開始、吉澤薬剤師が同行する
避難者1名が施設へ退所。
DPATチーム訪問のため、2名の避難者について相談。1名はせん妄症状が出ていたため、内服処方で対応。見当識を保持するために大浦看護師と山田看護師でカレンダー作成。

11:00頃

呼吸症状が悪化している避難者がいるため、ごちゃまるクリニック小浦医師の診察を経て市立輪島病院へ搬送、入院となる。
介助が必要な避難者に対し大浦看護師、山田看護師で清拭を施行。

12:00

本隊第5陣が決定、金沢駅へ集合し、輪島市を目指す。
メンバーは以下9名

本隊第5陣
医師 村山 弘之(成田富里徳洲会病院)
看護師 中村 直昌(岸和田徳洲会病院)
看護師 山崎 清美(愛心訪問看護ステーション)
看護師 上國料 一康(東大阪徳洲会病院)
看護師 石井 孝惠(湘南鎌倉総合病院)
看護師 古森 喬(福岡徳洲会病院)
看護師 佐伯 香奈(宇治徳洲会病院)
作業療法士 南部 友貴(四街道徳洲会病院)
理学療法士 横山 和彦(介護老人保健施設 武蔵野徳洲苑)

尚、村山医師と横山理学療法士は27 日朝に金沢を出発する予定。

12:30

輪島市保健医療調整本部及び輪島地区医療調整会議に川添看護師、油江看護師、千葉看護師が参加

午後帯

5名の個別リハ 起立、歩行練習 、入浴介助を実施
2.3階のセルフエクササイズの実施状況を確認
小林看護師はごちゃまるクリニックの訪問看護師とともに避難者数名の褥瘡処置を実施。
訪問看護師から避難所内に訪問看護や訪問診療を行っていきたいとの提案があり調整し、地域の医師の継続した支援が受けられるよう支援していく。

14:00頃

JMATチームによる午後の診察開始
大浦看護師と山田看護師は通常の福祉部屋での日常生活介助や健康チェックを実施

15:00頃

定時ラジオ体操を実施
国立病院機構愛媛医療センターの医師、感染管理認定看護師、特定行為看護師の訪問があり、川添看護師と油江看護師が対応

15:30頃

本隊第5陣7名がふれあい健康センターに到着
川添看護師にて避難所を案内し全体オリエンテーションを実施
福祉避難所エリアのオリエンテーションについては油江看護師にておこなった。

オリエンテーション終了後、4陣と5陣合同で
TMATチーム内ミーティングを行ない、本日の活動を終了した。
本日の夜勤担当は小林看護師、山崎看護師・DC-CAT看護師の3名

 

 

なお、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングを開始しています。
ご支援ご協力をお願いいたします。

TMAT 令和6年能登半島地震クラウドファンディング

TMAT令和6年能登半島地震クラウドファンディング

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

【令和6年能登半島地震】活動報告第25報PDF