2025年ミャンマー地震 TMAT災害医療活動報告
2025年4月20日20:00
第6報
活動サイト(以下現地時間)
7:30
宿舎にて本日の活動について全体ミーティングを実施。その後車両にて活動サイトに移動
道中検問が実施されており、移動に時間を要した。
9:00頃
現地パートナーとともに、テントサイトのセッティングを行い、診療を開始する。
本日より栄養状態の評価を開始。体重測定や腕の太さなどの測定を行う。
同時刻頃、事務局長野口はBarefoot Docters Myanmar 関係者と共に8時にマンダレー空港へ到着。その後マンダレーで活動するJapan disaster relief team(日本国際緊急援助隊)へ表敬訪問。
11:00
事務局長野口がザガインのTMAT活動サイトへ到着
午後
本日も昨日訪問した避難所や受診に来れない住民へ訪問診療を実施。
14:30頃
診療終了。
坂元医師は患者2名をマンダレーにある総合病院へ転院搬送対応を実施した。
18:00
ミーティングを行い、本日の活動を終了とした。
本日は76名の診療を行い、内23名は訪問診療を実施した。2名の患者については、骨折及びその疑いで病院受診が必要と判断し、市内病院へ搬送を行った。災害に直接関連する外傷や骨折などの疾病がまだ半数ほど見受けられる状況である。
【今後の活動について】
現在TMATはミャンマーの被災地孤立地域にてBFDMメンバーらと共に活動しております。来院患者数は日々増加傾向にありますが、今後は内科的疾患や公衆衛生のニーズに変わりつつあります。連携して活動しているBDFMが地元医師を含めた医療スタッフでのチーム体制が整ったため、TMATの活動はBFDMに引継ぐこととなりました。
これに伴い、TMATの活動は4月21日(月)をもって活動を終了することといたしました。
現地派遣中のメンバー3名は、21日(月)を最終活動日として、22日にヤンゴン移動し帰国する予定です。
残り数日の活動ではありますが、最後まで責任をもって活動してまいります。引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、今回のミャンマー地震に対するTMAT災害医療支援活動のクラウドファンディングを開始しています。ご支援ご協力をお願いいたします。
事務局担当
野口 幸洋 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
文責 事務局 野口 幸洋