ベネズエラ地震 TMAT災害医療活動報告

2026年6月29日  15:00

第1報

■災害概要

6月24日午後6時頃(日本時間25日午前7時頃)、南米ベネズエラ北部カリブ海沿岸のモロン周辺を震源とする大規模地震が発生しました。現地報告によると、マグニチュード7.1〜7.2の前震に続き、約39秒後にマグニチュード7.5の本震が発生しており、首都カラカスを含む広範囲で強い揺れが観測されました。

現地からは建物の倒壊や道路・通信インフラへの被害が報告されており、被災地域では必死の捜索・救助活動が進められています。6月29日現在の報道によると、これまでに約1,450人が死亡、約3,150人が負傷し、774棟の建物が倒壊したと伝えられています。引き続き、人的被害を含む詳細な情報の収集が続けられています。

■派遣決定の経緯

TMATでは地震発生直後より情報収集を続けてまいりましたが、この度、先遣隊3名の派遣を正式に決定いたしました。本先遣隊は、今後の効果的な人道支援や物資供与に向けた被災地域の視察・情報収集、および潜在的な医療ニーズの評価・分析に特化して活動いたします。

なお、現地の動向や治安情勢を慎重に注視しながら、安全第一で調査を進めてまいります。

【先遣隊メンバー】

  • 村田 宇謙 医師  (湘南鎌倉総合病院)
  • 西村 浩一 看護師 (松原徳洲会病院)
  • 正木 カレン 事務兼スペイン語通訳 (湘南藤沢徳洲会病院)

[ 左から 正木事務、村田医師、西村看護師 ]

 

■行動経過・予定

6月29日 7:30

先遣隊3名が成田空港に集合。出発前のブリーフィングを実施し、野口事務局長より資機材の確認および現地の最新状況について共有。 ブリーフィング終了後、成田空港より

9:30

日本を出国。メキシコを経由しベネズエラへ向かう。
現地時刻6月30日昼前に、震源地から約40キロに位置する都市バレンシアへ到着する予定。
被害の大きい首都カラカス周辺等の被災地域を中心に、情報収集・視察、および医療ニーズの評価・分析を開始する。

[ 出発前のブリーフィングの様子 ]

★今後の情勢変化や本隊派遣の可能性も含め、引き続き情報に留意していただけますようお願い申し上げます。

事務局担当

野口 幸洋 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

【ベネズエラ地震】活動報告第1報PDF