2026 年 8 月 17 日 21:00
第20報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを活動拠点とし、救護所診療、夜間対応、感染対応、避難所内の健康管理・環境整備、関係機関との調整を実施している。8月17日は、本隊第4陣が合流。引継ぎをしつつ避難者の健康チェックと感染対応を継続するとともに、DWAT、熊本南病院、八代市等と今後の要支援者対応について協議した。
行動経過・活動実績(2026年8月17日)
【夜勤帯(8月16日~17日)】
夜勤者:江口看護師、加藤薬剤師
夜勤帯は、加藤薬剤師が避難者の持ち込み薬剤の在庫状況を確認した。
【8月17日 日勤帯(08:30 〜 18:00)】
【日中活動】
TMAT朝ミーティングを実施し、第3陣・第4陣が顔合わせ。全体情報を共有し、個別に申し送りを行いながら業務を開始。
メンバーは以下の通り
【本隊第4陣】
・中野 航一郎 医 師(湘南藤沢徳洲会病院)
・佐野 雅子 看護師(四街道徳洲会病院)
・髙木 慶太 看護師(湘南鎌倉総合病院)
・原 一稀 看護師(四街道徳洲会病院)
・中世古 城史 看護師(羽生総合病院)
・川﨑 真佑 看護師(湘南藤沢徳洲会病院)
・西嵜 奈穂 看護師(宇治徳洲会病院)
・橋本 夏実 薬剤師(湘南鎌倉総合病院)
・三浦 彩乃 臨床検査技師(湘南鎌倉総合病院)
リーダー:佐野看護師
【アリーナ支援・健康管理:髙木看護師、川﨑看護師、西嵜看護師、熊本南病院看護師3名】
午前(8:30~12:00)
・ラジオ体操に合わせてアリーナ内の窓を開放し、換気を実施した。避難者の健康チェックを継続した。
・DWAT、熊本南病院看護師、TMATで今後の支援方針について協議した。
・意識消失・発熱1名、発熱1名の計2名について救急搬送に対応した。
午後(13:00~17:00)
【周辺地域状況確認】
・清掃・環境整備を実施し、救急対応を継続した。
・八代市等と、今後の要支援者への対応について協議した。
【救護所診療:川越医師(第3陣)、中野医師、三浦臨床検査技師、原看護師】
・午前5名を診療し、午後の診療は0名であった。診療内容は内科系5件で、外科系は0件であった。
【感染対応:中世古看護師】
・午後時点で感染対応者は計9名(新規3名)となり、感染病床は満床となった。
・意識消失により搬送した避難者は感染症陽性が確認され、感染対応室での保護対応となった。
【巡回・引き継ぎ:佐野看護師、中野医師】
・午前は各巡回先へ挨拶を行い、引き継ぎ事項を確認した。
午後の巡回診療は実施せず、今後の巡回頻度について協議した。
【ロジスティクス・本部調整】
・日報・議事録作成、J-SPEED入力、ラピッドアセスメントシート作成、当直業務の引き継ぎを実施した。
・13:00~14:00に本部会議へ参加した。15:00頃余震が発生し、安全確認のため館内ラウンドを行い、避難者に問題がないことを確認した。
本日は、救護所で午前5名を診療し、アリーナ内の健康チェック、感染対応、環境整備を継続した。意識消失・発熱および発熱の計2名を救急搬送した。感染対応者は計9名(新規3名)となり保護部屋の病床が満床となったため、病床管理と健康観察を継続している。引き続き関係機関と支援方針や要支援者対応について協議し、連携を継続する。

[本隊第3陣と本隊第4陣]
事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)
文責 事務局 野口 幸洋





