2009年 9月30日に発生したインドネシア西スマトラ州パダン沖の地震について、 NPO法人TMATでは、現地のTMAT会員であるインドネシアのタバナン県立病院と共に情報収集を行い、先遣隊派遣の検討を行ってまいりました。
その結果、インドネシアでは東部地区の医療チームがすでに入っており人的には充足しているとの報告を受け、日本からの緊急医療支援のための先遣隊派遣は見送ることとなりました。
なお、長期に医療支援が必要な場合は西部地区の医療チームにも派遣要請がでる可能性もあり、タバナン県立病院が派遣する場合には、改めて協議し日本からの支援チームを派遣するかどうかを検討する予定です。
【概要】
発生 | 2009年9月30日 17時16分(現地時間) |
震源 | インドネシア西スマトラ州パダン沖 |
深さ | 80キロ |
規模 | M7.6 |
【被害概要】
死者 | 603名(インドネシア政府発表10月5日現在) |
行方不明者 | 343名(同上) |