先遣隊は日本時間2010年1月16日ドミニカ在日本大使館を訪問後ドミニカ人ガイド(現地大学医学部医師・講師、夫人は日本人)と国境の町Jimani( ヒマニ)に移動、現地医療スタッフと折衝の結果ヒマニの県立病院 「MERRENCIANO病院」(60床の小規模病院)とカウンターパートとして医療活動を行うことで了解に達した。国境を越えて約600名の被災患者が 押し寄せてきており相当の医療支援需要があると判断された。
その後ガイドのサポートでハイチ入りした。首都ポルトープランスは報道される一部地域以外は比較的落ち着いてきている。ただ各国、NGO支援は組織化されておらず、ある病院では某NGOが勝手に病院に来て治療し、中途半端なまま勝手に帰って行ったとの話も聞かれ相当混乱している様子でした。
この先遣隊情報により日本時間1月16日午前TMATは本隊派遣を決定、第一陣11名が17日午後5時45分成田発コンチネンタル008便で出発しました。ニューヨーク経由、隣国のドミニカ共和国サントドミンゴ空港に18日午前12時50分(現地時間17日午後11時50分)到着しました。 その後、当所で1泊後実情把握の為19日(現地時間18日)に陸路ハイチ共和国首都ポルトープランスへ向かいます。
尚、TMATでは第二陣派遣も検討中です。
第一陣隊員は以下の通りです。
隊長 | 田川 豊秋 医師 (東天城クリニック 外科) |
副隊長 | 清水 一起 医師 (東京西徳洲会病院 外科・救急) |
當間 俊彦 医師 (八尾徳洲会病院 整形外科) | |
瀬戸 美佐子 看護師 (四街道徳洲会病院(スペイン語堪能)) | |
中村 光司 看護師 (鹿児島徳洲会病院) | |
浅草 規久治 看護師 (出雲徳洲会病院) | |
横地 貴司 薬剤師 (東京西徳洲会病院) | |
貴島 幹三 管理栄養士 (松原徳洲会病院) | |
迫田 直治 コーディネーター (千葉徳洲苑) | |
吉松 栄作 コーディネーター (東京西徳洲会病院) | |
川井 聡 記者・カメラマン (徳洲新聞) |
詳細については下記ホームページも参照下さい。
徳洲会グループHP 災害医療活動
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本隊第一陣集合写真
(左端:田川隊長、前列右3人目:清水副隊長)

成田空港出発風景