11月6日、宮城県南三陸町の佐藤仁町長が東京都内のTMAT事務局を来訪され、東日本大震災から10年の節目として、当時医療支援活動を行ったTMATに対して感謝状を贈呈いただきました。

贈呈式には、TMAT福島安義理事長とTMATの支援母体となる徳洲会グループ安富祖久明理事長が出席。佐藤町長から「住宅の高台移転や各種インフラ整備などが計画どおり進捗し、復興事業を完遂できる見とおしとなったため、あらためて当町への多大なご支援に感謝の意を表します」とのお言葉とともに、感謝状と南三陸杉を材料とする記念の盾を贈呈頂きました。その後、当時の活動についての思い出をお話頂いたのと同時に、佐藤町長の復興に対する力強いお言葉をお聞きし、逆に勇気をもらいました。

南三陸町は2011年3月の東日本大震災で多くの町民が犠牲となり最も大きな被害を受けた地域でした。TMATは同町を含む4カ所を拠点に医療支援活動を実施し、徳洲会グループや海外からの医療関係者など、隊員など延べ5,781人を現地に派遣しました。南三陸町最大の避難所となっていた「ベイサイドアリーナ」に最初に到着した医療支援チームとして、その後約1か月半に渡り支援を行いました。

南三陸町のますますのご発展を祈念申しあげます。佐藤仁町長、南三陸町の関係者の皆様、誠にありがとうございました。