モルドバ日本文化文明協会(モルドバ・キシナウ)と連携して最初に支援をおこなった「カザネシュティ」という村は、首都のキシナウから北に約100㎞程離れた田舎町です。ここには、ウクライナ南部で戦闘の激しかった「ムイコラーイフ」から避難した人々が生活しています。モルドバ国内でも、首都キシナウに避難している人は比較的支援が充実しており、避難したウクライナ人の中でも自らアパートを借りることができるなど比較的裕福な方が多いそうです。しかし、田舎町に避難した方々は、経済的にも厳しく、着の身着のままで避難した人たちが多く、衣服や生活用品もない状態。テレビもないため、ウクライナ国内含めた現状を把握するすべもありません。食事も国連からの配給があるそうですが、自ら調理をしなければならず、その調理道具もままならない状態です。さらに、モルドバは通常10USD程度で購入できた生活品が25USDになるほどの物価上昇が起こっており、物資購入も簡単に出来なくなってきています。

TMATはこういった支援の届きづらい地域に避難するウクライナ人の方々に衣服や調理・食事器具、食料などの支援を行いました。避難後に初めて実施できた支援だったため、子供たちを中心にお祭り騒ぎのように喜んでくれたそうです。
こういった支援は、今後中長期的続くものと思われます。継続的に支援ができるよう、引き続きクラウドファンディングへの御協力を何卒よろしくお願いいたします。
https://congrant.com/project/npotmat/4461