『パキスタン北部地震災害 TDMAT事務局 情報収集』

○在日パキスタン大使館

パキスタン大使館との折衝
森事務副総長からは、インドネシアの時には総勢80名規模の医療チームを送ったと説明し、協力的を求めた。夜間でも連絡がつくようホットラインを開設致しました。

ピザ → 明日水曜日に必要な人数分はすぐに発行すると承諾。
カウンターパートナー → 現地での当グループのカウンターパートナーになりえる組織・人を紹介してほしいと要請中。

PIMS(Pakistan Institute of Medical Sciences;1200床の同国最大の教育機関病院)の総長や現在の医療援助担当の医師をご紹介頂きました。

在日パキスタン大使館より、モバイルクリニックの活動はできないか?とありましたが、とりあえずは否と説明。詳細は現地入りしてからもう一度討議します。

○外務省からの情報(徳田毅事務所より)

谷川外務副大臣が現地入りし、100人規模の自衛隊の派遣を決定。
JICA49名のチーム(消防・警察・医療等)がイスラマバードの北60kmのバタグラム郡に展開、移動はパキスタン軍のヘリを利用。2500万円相当の緊急援助物資。
現地では、物資・機材・人は集まりつつあるが、輸送手段等が無い状況のようです。

○日本人会

現在、日本人会の連絡先がつかめず、日本人学校にも電話をしても誰も出ない状況です。在日パキスタン協会のご紹介により、現地で熱心にボランティア活動している企業をご紹介頂き、訪問する予定です。

現地状況
旅行会社からの情報では、ホテル・車・日本語ガイドが準備できるとのことです。夜間はホテル内ならば安全とのことですが、被災地等での宿泊は危険とのことでした。また、飛島建設のイスラマバード事務所にご協力を依頼し、現地での活動をサポート頂く準備をしています。

TDMAT活動プラン

  1. パキスタン大使館からの情報をもう少し得るとともに旅行会社を通じて、ホテル・車・ガイドの確保をした上で現地入りをする。
  2. 現地の活動は、拠点をイスラマバードとし、日々帰ることを前提とする。
  3. 現地の交渉相手は、保健省などの政府機関、医療関係者のカウンターパートナー(パキスタン大使館から紹介してもらう)、および、日本人会などの現地組織
  • PIMSの訪問
  • パキスタン厚生省(保健省)の訪問
  • 在パキスタン日本大使館の訪問
  • 在日パキスタン協会 理事の訪問
  • 飛島建設現地事務所の訪問

先遣隊派遣メンバー
橋爪 慶人…医師・隊長(岸和田徳洲会病院)
萩原 幹朗…コーディネータ(東京本部 海外医療事業部)

先遣隊日程
往路

10月16日(日) 23:15 関空発ドバイ経由
10月17日(月) 16:40 ラホール着

復路

10月22日(土) 時間未定 イスラマバード発予定
10月23日(日) 時間未定 帰国予定

(時間は調査中です)

0201

TDMAT東京本部福島 安義 … 代表(専務理事)
中村 燈喜 … 医師(函館共愛会)
森 孝 … 事務(TMAT事務局)
吉 紀三 … 看護師(株式会社 徳洲会)