【 平成18年5月28日 AM14:00 】

第1陣(先遣隊)メンバーは、午前9時、成田空港に集まり、出発前のオリエンテーションを行った。

  • タバナン県立病院災害医療チームと行動を共にする。
  • 現地被災状況調査、医療需要を調査し、次医療チームを構成する。

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ガルーダ・インドネシア航空881便 成田国際空港11:00発
デンパサール国際空港17:15着で移動予定。

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現地状況

  • タバナン県立病院の災害医療チームは既に現地入りした。
  • ジョグジャカルタ国際空港は閉鎖(滑走路の亀裂)、鉄道は寸断、元来の整備されていない道路状況により、陸路で移動に20時間を要した。
  • 被災地周辺は停電、携帯電話は不通、他のライフラインに関しては情報なし。

現地での医療活動について

  • 骨折などが多数で、シーネなどの固定具、牽引などが必要。
  • 外傷などに対する、創傷処置が必要。
  • 全体的に医薬品は不足している。

到着後の行動予定

  • 方法1:デンパサール国際空港から、ジョグジャカルタに最も近い空港に、民間定期便で移動し、その後陸路移動(候補の空港は2箇所、現在調整中)。
  • 方法2:航空便の確保が出来ない場合、陸路での移動(約20時間の移動)。
  • 既にWHOや国際赤十字が現地活動中であり、医療活動の情報交換・調整が必要。

東京本部内、災害医療活動チーム中村 燈喜 医師 共愛会病院
森 孝 TMAT事務局
吉 紀三 看護師 ㈱徳洲会

(文責 事務局 ㈱徳洲会 吉 紀三)