【 平成18年5月28日 AM1:00 】
5月27日(土)
現地時間AM5:54頃、日本時間AM7:54頃
インドネシア・ジャワ島中部 ジョグジャカルタ付近(南西約27キロ) マグニチュード6.2の地震発生
9:00頃
ニュース速報により、第一報あり。
TMAT事務局に情報収集開始。
10:00頃
死亡者100名程度、負傷者多数の報道により、インドネシア タバナン県立病院のサンジャナ院長にコンタクトし、情報収集を行う。
14:00頃
日本では、死亡者300名以上と報道。
タバナン県立病院より、災害医療チームを結成し、現地派遣が決定される(サンジャナ院長 TMAT正会員)。
16:00頃
タバナン県立病院災害医療チーム出発。海路・陸路約12時間を要する移動となる。
総勢15名(医師、看護師、その他)
緊急車輌(救急車)2台、ワゴン車1台、計3台を使用。
(麻酔器を備え、小手術にも対応している)
17:00頃
死者1000名を超える報道。負傷者多数。今後も犠牲者増える可能性ありとの報道。
サンジャナ院長より、現地医師不足から、徳洲会グループに対して、災害医療チーム派遣の要請あり。
平成18年5月度医療経営戦略セミナー会議中の、TMAT徳田哲理事長、鈴木副理事長、福島副理事長に詳細を報告。
徳洲会グループとして、TMAT派遣を決定。
[ 現地活動内容 ]
タバナン県立病院の災害医療チームと共に活動し、バリ島のデンパサール国際空港より、海路・陸路を経て、被災地入りを予定。
ガルーダ・インドネシア航空881便 成田国際空港11:00発
デンパサール国際空港17:15着で移動予定。
千葉西総合病院協力のもと、TMAT災害医療基本医薬品セット(湘南鎌倉総合病院 宮坂薬剤師作成)と、現地要望による抗生剤、消毒剤、局所麻酔薬。
四街道徳洲会病院協力のもと、衛生材料、被覆剤などの医療消耗品を持参予定。
5月28日 0時30分現在の報道では、死者3,000名を超え、さらに増える見込み。建物は大半が、全半壊となる大規模災害となっています。
TMAT災害医療チームによる先遣隊活動を受け、今後の医療活動内容が計画されます。各施設の皆様におかれましては、急な活動参加要望に備えて頂きますようお願い申し上げます。
東京本部内に、災害医療活動チーム事務局を設置致します。
事務局担当中村 燈喜 医師 共愛会病院
森 孝 TMAT事務局
吉 紀三 看護師 ㈱徳洲会
(文責 事務局 ㈱徳洲会 吉 紀三)