インドネシア スラウェシ島地震 TMAT災害医療活動報告

平成 30 年 10 月 6 日 23:00

第 5 報

10 月 6 日
【先遣隊】
午前中は Anutapura 病院内で救急外来および手術の介助を実施。医師含めたスタッフは充実してきており、支援物資や医療チームの出入りが多くなって来ている(インドネシア国内チーム)。午後からはsigi city になるトラベルホスピタルに視察。多くの患者は重症患者を主にすでに転院搬送されていた。またそれ以外の患者はBNPB(インドネシア国家防災庁)が設置テント内病棟で過ごしている状況。しかし物資は十分でない印象であったため、視察と共に物資を届けた。
(物資に関しては medicalemergency resque comittee にて提供頂いたものを届けた。)

【第 2 班】
マカッサルに滞在していた第 2 班は当初 14 時頃のフライトでパルに向かう予定であったが、10 時 30 分発のパル行きの手配が可能となったため同便に搭乗。
14 時 30 分頃
パルに到着。

16 時 30 分頃
16 時 30 分頃、先遣隊と第 2 班は Anutapura 病院で合流をした。合流後今後の活動方針を協議したほか、現在 AMDA インドネシア支部スタッフと活動している状況から AMDA 本部と TMAT 本部とで協議し、今回の活動は AMDA とTMAT の合同ミッションという形にすることとなった。
なお、メンバー6 人の体調は良好である。また通信環境は回復してきており、パルでも携帯電話の使用ができるようになってきている。

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処置や手術の介助を実施

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AMDA チームと合同で活動

事務局担当
野口 幸洋 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阿部 真也 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)

(文責 事務局 野口 幸洋)
【インドネシア スラウェシ島地震】活動報告第5報PDF