インドネシア スラウェシ島地震 TMAT災害医療活動報告

平成 30 年 10 月 5 日 23:00

第 4 報

10 月 5 日
【先遣隊】
先遣隊の 3 名はパル市の Amutapura 病院に滞在しており、同院医師や支援に入っている AMDA インドネシアメンバー等と連携して活動を行った。病院敷地の屋外にテントやベッドがおかれ、多くの患者が治療を受けている状態で、また救急外来にも多くの患者が来院している。しかし、初期的な治療はすでに終えており、治療のフォローアップが中心であった。TMAT は救急外来での支援に入り、地元医師の診療介助を数件行った。午後からは AMDA 医師と一緒に津波の被害がひどかった Darria
という地域を視察。この地域にはまだ多くの人が埋まっている可能性があるという。その後病院にもどり、午前同様診療介助を数件行い、本日の活動は終了となった。なお、3 名の体調は良好である。

【第 2 班】
10:45 頃
10:45 頃にマカッサルに到着した第 2 班 3 名は、パル行き便の欠航を確認したため代替え便の交渉を行った。同日の出発は難しく、翌日 14 時頃発の便が確保できた。パルを離着陸する便は不確定の状況が続いており、先遣隊および第 2 班の戻りの便の確認を含め、本日はマカッサル空港ないでロジスティクスの対応を行い活動終了となった。

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建物の被害を確認

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津波被害大きかったDarria 地区

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拠点とした Anutapura 病院

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現地スタッフたちと

事務局担当
野口 幸洋 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阿部 真也 (NPO 法人 TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)

(文責 事務局 野口 幸洋)
【インドネシア スラウェシ島地震】活動報告第4報PDF