令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告

2024年1月14日 7:00

第12報

1月13日
8:00

TMATミーティング
健康チェック
隊員の体調不良者はなし。
本日の業務について打ち合わせ。

午前

福祉避難所の入所者のADL、認知状態を確認し部屋のレイアウト変更を行った。
輪島高校の隔離避難所より、隔離解除となった方のADL低下により介護度が上がったため、福祉避難所への受け入れ要請が入り対応。
感染症部屋にいた避難者が隔離解除となり、元の避難所へ戻ったため感染症部屋の避難者が0となった。

鳳至小学校のゾーニングが完成したため撤収し、今後の対応を昨日から入った支援ナースに引き継ぐ。
また、本日よりDMATのゾーニングチームが4隊入ることになりTMATへレクチャー依頼がありレクチャーを行った。

12:00

本隊第2陣6名が決定。金沢駅へ集合し、ワンボックスカーにて輪島市を目指す。

本隊【第2陣】
医師 浦部優子
看護師 栗原綾子(山形徳洲会病院)
看護師 原田生代美(武蔵野徳洲会病院)
看護師 齊藤巧(出雲徳洲会病院)
薬剤師 加藤恭平(古河総合病院)
救急救命士 関根龍晟(生駒市立病院)

午後

DPATの巡回があり対象者の診療を依頼。
2階3階の避難者の処方薬の持参状況を行い、受けられない処方の確認を実施。
3階の避難者のADL低下があり、介助が必要となったため福祉避難所へ移動を行った。

16:00

本隊第2陣6名到着。懸念されていた渋滞も本日は発生しておらず、予定通りに到着。
活動拠点でのオリエンテーションを行った。

本日の診療は26名依然として消化器症状・呼吸器感染症の患者が約70%であるが、患者数は減少傾向にある。

 

なお、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングを開始しています。
ご支援ご協力をお願いいたします。

TMAT 令和6年能登半島地震クラウドファンディング

TMAT令和6年能登半島地震クラウドファンディング

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

【令和6年能登半島地震】活動報告第12報PDF