令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告

2024年2月14日 7:00

第43報

2月13日 活動報告

5:30

石合理学療法士、山田救急救命士、東救急救命士が四街道徳洲会病院救急車にてTMAT資機材を載せて四街道徳洲会病院へ向けて出発

8:00

TMATチーム内ミーティング

8:30

臨時福祉避難所の避難者の清拭ケアを佐野看護師、渡邉看護師、大須看護師にて実施
また、TMATが使用していた部屋の清掃を実施

9:00

ふれあい健康センター内ミーティング
村上看護師よりTMAT活動報告書をふれあい健康センター責任者へ提出

10:00

臨時福祉避難所より1名が金沢にある入所予定施設に向けて出発。
これにてTMATが支援していた臨時福祉避難所の避難者は0名となった。
また、東京都庁スタッフへ玉城看護師より感染予防策の指導と感染症隔離部屋について案内を実施

10:30

臨時福祉避難所の清掃を実施

11:00

本隊第8陣と撤収部隊が金沢駅へ向けて出発
野口事務局長、村上看護師はごちゃまるクリニックへTMAT活動終了の挨拶と報告をしに訪問。
その後金沢駅へ向けて出発する。

13:30

本隊第8陣と撤収部隊が金沢駅へ到着し、それぞれの帰路へつく
小林救急救命士、笹本救急救命士は宇治徳洲会病院車両にて資機材を宇治徳洲会病院へ搬送する。

14:30

野口事務局長、村上看護師は石川県庁災害対策本部へ訪問し、TMATの活動終了を報告

16:00

野口事務局長、村上看護師は金沢駅到着しそれぞれの帰路へつく
また、四街道徳洲会病院救急車にて移動していた3名が四街道徳洲会病院へ到着。四街道徳洲会病院有志メンバーが集まり荷下ろしを実施。

18:30頃

宇治徳洲会病院へ向かっていた2名が到着し、資機材の引き渡し後自院へと向けて出発する。

輪島市保健医療調整本部からの打診を受けて2月以降も活動を継続しておりましたが
①現地では地元クリニックも再開し始め、避難所の医療ニーズは低下している。
②TMAT が担当していたふれあい健康センターの要介護者臨時避難所の避難者が全員地元介護施設等へ搬送され、同臨時避難所は閉鎖されることとなった。
③依然ふれあい健康センターには避難者はいるが、同施設の保健師が常駐しており避難所運営を行う支援も入っており、緊急の対応は可能である。
以上のことから、2月13日㈫をもちましてTMATの令和6年能登半島地震被害災害支援活動は終了いたします。ご協力いただきました医療機関の皆様、ご支援・ご活動いただきました皆様、誠にありがとうございました。
緊急支援活動は終了となりますが、依然として輪島市には様々な支援が必要な状況です。TMATとしても引き続き輪島市関係団体と連携を図りながら、必要な支援を検討していくつもりです。
その際は何とぞご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。



 

2月3日をもちまして、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングの募集を終了しました。多くのご支援ご協力をいただき誠にありがとうございました。
TMATは2月以降も輪島市で支援を継続しています。引き続き支援のご協力をお願いしております。

TMAT 令和6年能登半島地震被害支援への寄付ページ

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

活動報告第43報(最終)【令和6年能登半島地震】PDF