2026年8月22日 21:00
第25報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを活動拠点とし、通常診療終了後の有事対応、感染対応、避難者の健康管理、要観察者情報の整理・引き継ぎを実施している。8月22日は、熊本南病院看護師、DWAT、DICT、YMCA、八代市等と連携し、支援体制の移行調整を進めるとともに、避難者の気分転換と健康維持を目的とした夏祭り・健康チェックを実施した。
■ 行動経過・活動実績(2026年8月22日)
【夜間・オンコール帯(8月21日夜~22日)】
オンコール担当:髙木看護師、原看護師
本日より診療所での通常診療を終了したことに伴い、当直体制おオンコール体制へ移行。
・オンコールへの問い合わせはなかった。
【日中活動】
リーダー:佐野看護師
【アリーナ支援・要観察者把握:髙木看護師(オンコール)、川﨑看護師、熊本南病院看護師3名】
午前(8:30~12:00)
・市から依頼された避難者状況把握カード作成のため、熊本南病院看護師と協力してアリーナ内を巡回し、避難者への聞き取りを実施した。
・DWATと要観察者の状況を協議し、引き継ぎ用に作成した健康チェックシートの試運用を行った。
【診療:中野医師】
・診療所での診察は終了しており、有事対応のみ。
【感染対応・環境整備:中世古看護師】
・保護解除となった避難者3名のアリーナへの移動を支援した。
・感染保護中の避難者1名に症状悪化を認め、家族へ連絡のうえ近隣医療機関への受診を調整。
・拡充した2階会議室の感染保護スペースの運用についてDICTと協議した。
【巡回支援】
・本日は巡回診療を実施しなかった。
【ロジスティクス・本部調整】
・夏祭り企画の準備、日報・議事録作成等を実施した。
午後(13:00~17:00)
・感染保護対応中の避難者の健康チェック、1階感染保護スペース使用後のベッド配置調整を実施し、YMCAと今後の感染対応について協議した。
・熊本南病院看護師と協力して避難者状況把握カードのための聞き取りを継続し、DWATと要観察者の対応について協議した。
【夏祭り・健康チェック:西嵜看護師、橋本薬剤師、三浦臨床検査技師、原看護師、中野医師】
・避難者の気分転換を目的に、夏祭りと健康チェックを実施。主に小児・高齢者を中心に約30名が参加し、市職員も加わった。
・健康チェックコーナーでは、DVT・頸動脈のチェックを3名に実施した。
【地域状況確認】
・2組に分かれて氷川町の被災状況を視察した。
本日は、通常診療終了後の支援体制のもと、要観察者情報の整理、感染対応、健康チェックを継続した。あわせて、避難者への聞き取りや生活支援を行い、関係機関との連携・引き継ぎを進めた。また、避難者の気分転換と交流促進を目的とした縁日を企画・実施し、輪投げ、魚釣り、ボウリングなどを通じて小児・高齢者を中心に約30名が参加した。さらに、地域の被災状況の把握にも取り組み、避難者の心身のケアと避難所運営の支援を継続した。
明日は本隊第5陣との合流を予定しており、各チーム間で引き継ぎを実施する。

[夏まつりでエコー検査の内容を丁寧に説明する三浦臨床検査技師]

[夏祭りの様子]

[熊本南病院スタッフらとアリーナ内を巡回する様子]
事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)
文責 事務局 野口 幸洋





