2026年8月23日 21:00
第26報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを活動拠点とし、避難者の健康管理、要支援者への対応、関係機関との連携・調整を行っている。8月23日は、本隊第4陣から第5陣への引き継ぎを実施するとともに、希望の里「たいよう」および八代市立第二中学校を訪問し、今後の支援体制について関係者と協議した。TMATおよび日本赤十字社の活動縮小を見据え、避難所運営・医療支援の段階的な移行に向けた調整を進めている。
■ 行動経過・活動実績(2026年8月23日)
09:00
第4陣・第5陣メンバーで避難所全体会議に出席し、活動状況と本日の方針を共有した。
09:30
TMAT、日本赤十字社、YMCA、JWATによるリーダー会議を実施。今後の各団体の活動方針と役割について協議した。
10:00~
第4陣・第5陣が顔合わせ。全体情報を共有し、担当ごとに申し送りを行いながら業務を開始。
メンバーは以下の通り
【本隊第5陣】
・大川 貴弘 看護師(四街道徳洲会病院)
・久保山 貴史 看護師(福岡徳洲会病院)
・小西 夏生 看護師(宇治徳洲会病院)
・山本 樹 看護師(榛原総合病院)
・笠川 若菜 看護師(四街道徳洲会病院)
・池之上 さつき看護師(湘南鎌倉総合病院)
・渡辺 将梧 薬剤師(湘南藤沢徳洲会病院)
【地域支援・巡回先での引き継ぎ】
13:00
中野医師、佐野看護師、髙木看護師(第4陣)、大川看護師、小西看護師、渡辺薬剤師が希望の里「たいよう」を訪問し、現地のDWATと引き継ぎを実施した。避難所規模の縮小に伴い、各施設への退所調整が進められていることを確認した。
その後、八代市立第二中学校を訪問。医療者が災害支援ナースのみとなっている状況から、高齢避難者の廃用予防に向けたリハビリ需要が高いとの相談を受けた。全体ミーティングで共有し、JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)の介入が検討された。
【避難者対応・引き継ぎ完了】
15:30
本隊第4陣から第5陣への引き継ぎ業務が終了し、第4陣の活動を終了した。大川看護師、久保山看護師はTMAT、日本赤十字社、JWAT、YMCAによるケースカンファレンスに参加し、本日の課題について協議した。
16:00
避難所全体ミーティングに参加し、各団体の今後の活動方針や運営の流れについて情報共有した。
17:00
関係団体へ挨拶し、本日の活動を終了した。
本日は軽度の健康相談はあったものの、救急要請や医療機関への受診を要する事例はなかった。
■ 多職種・外部連携および地域支援状況
・TMAT、日本赤十字社、YMCA、JWAT、DWAT、JRAT等と連携し、避難所運営・医療支援の縮小および移行に向けた役割調整を進めた。希望の里「たいよう」と八代市立第二中学校では、現地スタッフと今後の支援ニーズを確認した。
本日は、本隊第4陣から第5陣への支援体制移行を完了した。今後は避難所規模や医療ニーズの変化を踏まえ、関係機関との連携を継続しながら、必要な支援を地域の体制へ段階的につないでいく。

[本隊第4陣と本隊第5陣]
事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)
文責 事務局 野口 幸洋





