2026年8月3日 19:00
第6報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を展開している。八代トヨオカ地建アリーナ救護所での24時間診療・巡回を継続するほか、多団体と連携し、避難所の環境整備(ダンボールベッド導入・ゾーニング)や食料確保、要配慮者の移送支援を実施している。
■ 行動経過・活動実績(2026年8月2日)
【朝ミーティング・日中活動(07:00~12:00)】
07:00(早朝移動・アナウンス・介助):
伊藤医師、村上看護師、中嶋理学療法士が先発隊として現地に到着。小アリーナにてダンボールベッド導入の事前アナウンス、荷物・動線管理を開始。
08:00(TMAT・多団体合同カンファレンス):ダンボールベッドの搬入・設置に向け、日赤チーム等の支援団体・行政・民間事業者と多団体合同体制を編成し、TMAT隊員(村上看護師、阪井看護師、柳川薬剤師)が各役割のリーダーを担当するとともに、日赤チーム・施設管理者との会議を通じて要配慮者の位置や女性専用スペース確保等の避難所レイアウトの運用方針を共有・決定した。
08:50〜(避難所アセスメント):
関根救急救命士、森野臨床工学技士がラピッドアセスメント調査を実施し、D24H(災害時保健医療福祉活動支援システム)への入力・登録を完了した。
9:00〜(午前診療):鈴木医師、樺山看護師にて午前診療を開始(15名診察)。
10:00~(定例会議)合田医師、村上看護師、柳川薬剤師が施設定例会議に出席。
【午後帯・ベッド増設・行政調整・感染対策(12:00 〜 18:00)】
12:25~15:00(保健所調整会議): 合田医師、柳川薬剤師が保健医療福祉調整本
部会議に出席・協議を行い、15:00に帰着。
12:35~15:30(ダンボールベッド設営完了・避難者調査・マップ作成):
240個のダンボールベッドの搬入・組み立ておよび避難者の移動を実施(昨日分合
わせて計280床)。それに伴い大浦看護師、池田看護師、樺山看護師、関根救急救
命士、森野臨床工学技士にてベッド配置後のマップ作成および避難者住所調査を実
施。また、村上看護師、中嶋理学療法士は多目的室の清掃を行い、感染症対応部屋
への変更準備を実施。
16:00〜18:00(午後診療・感染部屋増設・配給調整):
伊藤医師、樺山看護師、阪井看護師にて午後診療を開始(21名診察)。
感染部屋増設(16:30〜17:45): TMATメンバーにてパーテーションとダンボールベッドを搬入・組み立て、感染症隔離部屋(4床)の設置を完了。
本日は36名の診療を実施。地震による軽症外傷(創傷・骨折等)が減少しつつあるが、避難生活などの環境変化に伴う血圧の増悪や発熱・ストレス等の体調不良が見られた。


事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
文責 事務局 野口 幸洋





