第7報

■ 災害概要

7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を展開している。八代トヨオカ地建アリーナ救護所での24時間診療・巡回を継続するほか、多団体と連携し、避難所の環境整備(ダンボールベッド導入・ゾーニング)や食料確保、要配慮者の移送支援を実施している。

 

行動経過・活動実績(202684日)

【夕診・当直帯(83日 16:00 08:30)】

勤務メンバー: 鈴木医師(夕診のみ)、村上看護師、阪井看護師、森野臨床工学技士

16002000(夕診): 診療対応を実施(鈴木医師、村上看護師、阪井看護師)。

2000830夜間帯の避難者増加(約100名増)に伴うマップ作成、避難所環アセスメントを実施し、他騒音クレームの行政共有対応、感染症罹患患者の対応、翌朝食の在庫確認・配布、避難者の生活環境の再整備・身体ケアおよびご家族への自立継続に向けたアドバイスを実施

【朝ミーティング・日中活動(07001200)】

900(朝ミーティング): シャワー利用開始に伴う案内・運用検討、感染症罹患患者の隔離対応方法・モバイルファーマシー(災害用移動薬局車)を通じた治療薬手配、車中泊者の屋内避難誘導(DVT対策)方針等を確認。

920(感染予防対策): 鈴木医師、村上看護師、阪井看護師、柳川薬剤師、森野臨床工学技士が施設内各所に手指消毒用アルコールを配置。

930~(午前診療): 鈴木医師、大浦看護師、池田看護師が対応。また、山本看護師、阪井看護師、樺山看護師が避難者のADL調査を行い、空いている福祉配慮ベッドへの移動候補者を選定。

1000~(施設定例会議): 伊藤医師、村上看護師、柳川薬剤師が施設職員、DWAT、福岡県薬剤師会らと会議を実施。

【午後帯:午後診療・衛生啓発・本部会議・夕方ミーティング(1200 1800)】

搬入された資機材を活用し、2階へのエアマット・簡易ベッドの設営(鈴木医師、中嶋理学療法士)および廊下避難者へのエアマット配布(伊藤医師、大浦看護師、柳川薬剤師)を実施した。並行して、日赤チームと協働したダンボールベッドの住所作成や廊下で寝泊まりをする避難者のスクリーニング・誘導(山本看護師、樺山看護師、森野臨床工学技士)、生活ルール周知のためのマナー啓発ポスター作成・掲示(大浦看護師、池田看護師)を行った。

 

1600~(午後診療): 鈴木医師、大浦看護師、樺山看護師、中嶋理学療法士が対応(20名診察)。

1700~県庁本部会議: 合田医師と、本日より現地入りした野口事務局長が県庁本部にて会議に参加。現状の報告と情報収集を実施。

同時刻、手指衛生徹底のため、伊藤医師、村上看護師、池田看護師、阪井看護師、山本看護師、柳川薬剤師、関根救急救命士、森野臨床工学技士が施設内のアルコール位置調整、ハンドソープ配置、啓発ポスター作成・配置を実施。

本日は32名の診療を実施。地震による軽症外傷(創傷・骨折等)が減少しつつあり、避難生活などの環境変化に伴う血圧の増悪や発熱・ストレス等の体調不良が見られた。

 

【今後の予定】

明日(8月5日)、本隊第2陣が現地に到着・合流予定。終日引き継ぎ業務を実施し、現派遣チームの活動を終了する予定である。

 

事務局担当

野口 幸洋(NPO法人TMAT事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)

阪木 志帆(NPO法人TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋