2026年8月27日  21:00

第30報

■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを拠点とし、避難者の健康管理、感染対策、環境整備、関係機関との調整を行っている。8月27日は、業者によるアリーナ内の安全点検に立ち会ったほか、段ボールベッド区画の整備・清掃を実施した。また、DICTの要望に基づく呼吸器症状者用簡易テント4基の設置・環境調整、八代市立第二中学校の訪問、活動終了に向けた資機材整理、ならびに避難者からの更衣室相談への対応と全体カンファレンスでの協議を推進した。

行動経過・活動実績(2026827日)
【日中活動(午前帯)】

08:30

全体ミーティングに出席し、アリーナ内安全点検の作業手順・調整事項を全体で共有した。

09:00

業者によるアリーナ内の安全点検を実施した(緊急に安全を脅かす箇所はないとのこと)。点検作業並行下で、小西看護師、DWAT、熊本南病院看護師にて段ボールベッドの区画整備、環境調整、清掃を実施した(小アリーナ床清掃の不徹底を今後の課題として抽出)。

10:25

呼吸器症状者用区画設置に向けたDICTの要望を受け、アリーナ窓際に簡易テント4基を設置した。設置後、DICTおよび鹿児島県保健所派遣医師(1名)と協同し、空調の流れ、扇風機、空気清浄機の配置調整を行った。

11:00

TMATミーティングを実施し、午後からの活動手順および第5陣の活動終了までの最終スケジュールを確認した。

11:40

大川看護師、山本看護師が保健医療福祉調整本部会議へ出席後、鹿児島県保健所派遣医師とともに八代市立第二中学校を訪問した。

【日中活動(午後帯)】

12:30

久保山看護師、小西看護師にて、TMATの持参物資・資機材の整理を実施した。体調不良を訴える避難者情報を把握し、日赤医師へ報告・診察を依頼した(必要に応じた受診勧奨方針を確認)。

14:00

日赤救護班および熊本南病院看護師とともに、呼吸器症状者用テントの運用ルールを作成し、八代市職員・YMCAと共有した。あわせて避難者向けの周知ポスターを作成した。

14:20

介助要する避難者より更衣室不十分の相談を受理し、小西看護師、日赤救護班、熊本南病院看護師にて現状確認と改善検討を行った。

15:00

小西看護師がケースカンファレンスに参加し、更衣室環境の改善策について協議した。

15:40

全体カンファレンスを実施し、本日の活動内容および協議事項を共有したうえで活動を終了した。

本日は救急要請なし。医療機関受診なし(施設内診察対応)。

 

本日は呼吸器症状者用テントの設営・運用ルールの策定や、TMAT撤収に向けた持参物資の整理を重点的に推進した。今後も日赤救護班および熊本南病院への完全引き継ぎを進めつつ、避難所の衛生・安全管理および生活環境改善を支援していく。

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)

文責 事務局 野口 幸洋