ベネズエラ地震 TMAT災害医療活動報告
2026年7月1日 12:30(日本時間)
第2報
■災害概要
6月24日午後6時頃(日本時間25日午前7時頃)、南米ベネズエラ北部カリブ海沿岸のモロン周辺を震源とする大規模地震が発生しました。現地報告によると、マグニチュード7.1〜7.2の前震に続き、わずか約39秒後にマグニチュード7.5の本震が発生しており、首都カラカスを含む広範囲で非常に強い揺れが観測されている。
現地の最新報道およびインフラ被害の拡大にともない、これまでに死者は1,700人以上、負傷者は5,000人を超える甚大な被害が報告されている。被災地域では寸断されたインフラの中で現在も必死の捜索・救助活動が続けられているが、依然として被害の全容は明らかになっていない。カラカス中心部周辺に大きな被害は見受けられず、沿岸部に集中しているとのこと。
■行動経過・予定
以下現地時間
6月29日~6月30日
移動行程:日本(成田)からメキシコシティへ到着後、パナマ、コロンビア(ボゴタ)を経由し、6月30日昼頃にベネズエラのバレンシア空港へ無事到着した。
午後
バレンシア到着後、日系現地企業の協力者と合流。安全確保の観点から同氏が手配した車両で、被害調査のためカラカス近郊へ向けて出発した。カラカスまでスムーズに移動しても2時間ほどとの見通しであったが、交通事情により4時間弱を要してカラカスに到着。
カラカス到着後、直ちに現地で活動中の国際緊急援助隊(JDR)と合流し、被災状況や医療ニーズに関する情報交換を実施。その後、被害が特に大きいとされるカラカス北西部の「ラ・グアイラ」地域へ向かうためには特別な通行許可登録が必要であることから、現地協力者の協力を得て、許可登録手続きを行い、本日の活動を終了とした。
【7月1日(翌日の予定)】
午前
ラ・グアイラ方面からの傷病者を受け入れているカラカス周辺の主要医療機関を訪問。受け入れ状況、診療体制等詳細なアセスメント調査を実施する予定。
午後
シモン・ボリバル国際空港へ移動し、国際基準に基づくRDC(Reception/Departure Centre:受入・出発センター)への団体登録を実施予定。 登録後に、被害が特に大きいとされるラ・グアイラ地域へ被災状況の視察および具体的な医療ニーズの情報収集を行う。
なお、現地は通信インフラが不安定との情報があり、通信手段が衛星電話のみとなる可能性があるため、衛星電話を用いて事務局と定時連絡体制を敷き、リアルタイムな安全確認と情報共有を徹底する。

[ ラ・グアイラ地域へアクセスするための許可登録カウンター ]

[ スペインレスキューチームと交流 ]
★今後の情勢変化や本隊派遣、物資支援の可能性も含め、引き続き情報に留意していただけますようお願い申し上げます 。
なお、今回のベネズエラ地震に対するTMAT災害支援活動のクラウドファンディングを継続しております 。皆さまの温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします 。
事務局担当
野口 幸洋 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆 (NPO法人TMAT / 一般社団法人徳洲会東京本部)
文責 事務局 野口 幸洋





