1月10日、11日の二日間、鹿児島から南へ約65キロの屋久島で、第12回のベーシックコースが行われました。
この冬一番の寒気が空を覆い、雨をともなった強い風が吹き荒れる中での開催となりましたが、屋久島徳洲会病院とTMATスタッフとが協力し、無事に全日程を終了することができました。
この冬一番の寒気が空を覆い、雨をともなった強い風が吹き荒れる中での開催となりましたが、屋久島徳洲会病院とTMATスタッフとが協力し、無事に全日程を終了することができました。
屋久島徳洲会病院は山本院長、泊看護部長らをはじめとして、災害医療を重要と位置づけています。
開催に際しては、役場や消防の方々を招いての説明会を行ったり、開催前日にもTMATの活動についての講演会にも、受講者を中心として50名ほどの聴講者が訪れたりと、広報にも力を注いでいました。
ベーシックコースへの参加者は屋久島徳洲会病院の職員を主として、近隣で活躍する救急救命士の方々と山岳ガイドの方が参加されました。病院職員以外の方が受講されるのは初めてのことです。救急救命士の方はトリアージ・タッグを用いた実技訓練に強い関心があったようで、知識としては知っていたが実際に使ったことはなく、いい経験になったと感想を述べていました。
このコースが今後、屋久島の人々のために活かされていくことが望まれます。