4月9日チリ大地震での医療救援活動に関する報告会をTMATと四街道徳洲会病院共同で開催した。

報告会では地元消防関係者や千葉県会議員、千葉テレビと大手新聞社のメディアなど34人と職員40人の合計74人が参加した。

報告会の最初に隊長を務めた湘南鎌倉総合病院の河内順外科部長がチリでの支援活動を総括し、続いて四街道徳洲会病院から派遣された瀬戸美佐子看護部長、板脇典子看護師、上原仁事務主任が順次報告を行い、参加者は熱心に聞き入っていた。

質疑応答では新聞記者や日本経団連などが後援する災害救援資金助成団体であるNPO法人ジャパンプラットホーム(JPF)の鈴木事務局長などの参加者から多くの質問が出され河内隊長らが丁寧に答えていた。

岡村県会議員からは「県民の防災意識の向上のためにもこうした報告会を数多く開催して欲しい」との要望が出るなど熱のこもった会となった。

閉会の挨拶で四街道徳洲会病院の原野院長(TMAT監事)が「今回は日本の医療チームとしてチリで唯一活動を行いました。現地での医療需要を見極めるのに少し時間がかかりましたが、本当に困っている人のそばで活動できたことに意味があった」と締めくくった。

(文責) TMAT事務局 猪俣 森太郎

報告を行っていただいた4名 右から河内隊長、瀬戸隊員、板脇隊員、上原隊員

報告を行っていただいた4名 右から河内隊長、瀬戸隊員、板脇隊員、上原隊員

活動報告を聞き入る講聴者

活動報告を聞き入る講聴者

質疑応答の様子

質疑応答の様子

質疑応答の様子

質疑応答の様子