『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0112(2)』

2005年01月12日

12日 07:30
タイより、7名が帰国

医師 原野 和芳 福岡徳洲会病院
医師 高木 睦朗 茅ヶ崎徳洲会病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)
看護師 谷口 智子 葉山ハートセンター
看護師 伊藤 和枝 大和徳洲会病院
看護師 中島 泰昭 福岡徳洲会病院
臨床工学技士 加藤 泰之 千葉徳洲会病院
薬剤師 島原 達矢 福岡徳洲会病院

インドネシア ジャカルタからの帰国

薬剤師 中山 英明 千葉西総合病院

東京本部朝礼、理事長室にて現地での報告を行なった。

12日 午後
インドネシアからの報告
橋爪医師、松尾医師、通訳、タバナン病院の医師1名、看護師1名が、バンダアチェに到着
6:30 ジャカルタ空港を出発し、現地で荷物の受け取りまで、スムーズに進行したが、6時間を要した。
バンダアチェ空港は、インドネシア国軍が管制している為、離着陸に制限がある模様。
現地のタクシーをチャーターし、市内の医療機関や医療支援チームの活動状況を視察。
多くの世界的な医療チームが活動をしている。
スイスのWHOコーディネーターと折衝し、デンマークの医療チームが、整形外科医師中心の医療支援を行なう予定だが、スタッフ不足があり、合同での医療支援展開を打診された。
私立病院(ファキナ病院)に一室を使用し拠点して活動する予定。

私立病院(ファキナ病院)の建物はしっかりとしている様子。電化・水道は維持されている。
水道水は無色透明で食器を洗う程度は可能。 市内でも被災がない施設では、同様のライフラインの状況。

私立病院(ファキナ病院)は夜間出入りの門限があり(20:00)、地元警察が、WHOの指揮下で警備を行なっている。
数日間は、一日に一回程度雨が振り、雨季が間じかである様子。

被災地では水溜りが出来ている場所が数箇所あるが、砂で埋める作業が追いついていない状況。
今後、蚊の発生に関しては要注意である。又、夜間の外出は控え、日没前に活動を終了する予定。

今後のニーズによって、活動期間を修正していく予定。

1月13日 6:30に、第一陣全員と、タバナン病院より医師1名、看護師5名が現地入りする予定。