『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0109(2)』

2005年01月09日

08日 午前
スリランカ先遣隊からの報告
国内で最大の被害を受けた都市を視察。
ライフラインは維持され、生活上特に支障は無い様子。

現地の318床の機関病院を視察したが、津波による被災者は10名程度入院していた。しかし、病院全体に空床が目立ち、災害医療支援の需要はないようだ。

08日 午前
インドネシアより、橋爪医師 現状報告の為帰国
理事長室にて、現状の報告会を行い、今後の対応を検討。
橋爪医師は東京本部にて、約2時間「週刊新潮」の取材を受ける。

インドネシア バンダアチェへの医療チーム第一陣が決定
*本日より、共愛会病院 中村 燈喜医師が本部事務局に加わり、第一陣派遣のコーディネートを行なう。

医師 橋爪 慶人 岸和田徳洲会病院
医師 松尾 敏明 加計呂麻徳洲会診療所
医師 渥美 智晶 湘南鎌倉総合病院
薬剤師 古瀬 英司 大和徳洲会病院
看護師 奈良 学 湘南鎌倉総合病院
看護師 渡辺 祐二 葉山ハートセンター
管理栄養士 赤尾 正 松原徳洲会病院
事務 薄井 丈晴 千葉西総合病院

現地でのスケジュール(おおよその予定)

1/9 20:00 東京本部集合 オリエンテーション 近隣ホテルに宿泊
1/10 11:25 成田発ジャカルタ行 JAL725便
1/11 バリ島 タバナン県立病院(サンジェナ医師 院長)にて、災害医療支援前の、研修及び、インドネシアの医療に関する視察・実習。
1/12 バンダアチェに空路移動
1/13 医療支援(1/16までの予定)
1/16 ジャカルタに移動
1/17 インドネシア出国
1/18 日本へ帰国予定

*今後、この予定を一週間交代で繰り返す予定です。

08日 21:00
タイ タクアパーからの報告
本日は手術なし。ガーゼ交換50名、全身清拭50名、モバイルクリニック45名(一箇所)を行なった。

ガーゼ交換に関しては、本日で終了。現地医師や医療スタッフへの引継ぎを行なう。3名の重症患者様に関しては、合同で診療予定。モバイルクリニックの診療は、明日をもって終了とし、現地スタッフへの引継ぎ予定。明日より、現地の医薬品・医療消耗品の整理に入る。