『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0105(2)』

2005年01月05日

04日 23:00
橋爪医師、能宗事務総長 インドネシア ジャカルタ空港をバンダアチェ空港に向け、出発することが出来るとの連絡あり。 予定より遅れて、バンダアチェに向け、出発。

05日 05:30
橋爪医師、能宗事務総長がバンダアチェ空港に到着したとの電話連絡があり。
空港内は、電気もあり、現地の携帯電話の使用も可能。

非常に空港内が混雑し、飛行機のチケット待をしている様子である。
深夜の到着のため、空港内で仮眠をとる。

05日 09:00

タイ タクアパーからの報告

国立タクアパー病院には空ベッドも出始めている。本日より巡回診療を開始し、被災者キャンプなどを訪問する予定。
また、TDMATスタッフの提案により、病院内の清掃作業を本日より行なう予定。 病院スタッフや、敷地内の被災者キャンプの方々も参加し、実施する。

05日 10:00

バンダアチェからの報告

市内の視察を開始。

バリ島のサンチェナ医師と通訳が同行し、現地の医療チームと共に行動している。
活動している地域では電気はある。水道の水は出るもの使用できない。ガスは使用できない。
携帯電話は使用可能。通話状態も良好。

各医療チームが、現地の広場でテントを張って、医療活動をしている。 また、日本の大手建設業者も作業をしている。

市内中央に、大きな道路が横断しているが、この道路を境に、沿岸側の町が、津波で全て消失している。
建物の残骸が散乱している状況で大きな被害を受けている。

医療活動が可能な拠点を現在調査している。
午後にも報告がある予定。
その結果により、先遣隊派遣の判断材料となる。

視察による要望として
仮設診療所、スタッフの居住施設、仮設トイレ、発電機やエアコンがあることが望ましい。
また、居住施設に関しては、感染症の観点から、気密性のある施設が望ましいかと思います。