『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0103(1)』

2005年01月03日

01日 07:40
薬剤部 佐賀薬剤師、千葉薬剤師がジャカルタより帰国。

01日 12:00
理事長より

インド、スリランカでも、大きな被害が発生しているため、これらの国も支援するようにとの指示。
これを受け、ジャカルタ視察団の幹部と、TDMAT事務局と、本部会議室にて対策会議を行った。

外務省ルート、大使館ルート、ホームページによる情報収集を行い、災害医療チームの受け入れ先を模索し、先遣隊派遣の目処を、1/4までに検討する。
また、徳洲会内部から、TDMAT参加者を追加募集する予定。

01日 15:55
タイに向け、第二陣2グループ目が出発

湘南鎌倉 医師 木原 一
湘南鎌倉 看護師 長曽我部 桂子
三和 看護師 青柳 裕子
近江草津 薬剤師 松山 進
庄内余目 医師 滝澤 三武朗
中部 医師 堀川 義文

01日 18:00
タイからの報告
31日は手術室をサポートし、手術室2室を利用。30件の外科手術をサポートした。
福岡 原田医師、茅ヶ崎 早田医師を中心に、患者様の全身清拭などを行い、患者様からの評判も良いようである。現在、2チームに分かれて、ガーゼ交換を行なっている。

1日午後に、地元テレビ局が、タクアパー病院の副院長を取材し、その中で、「医師からガーゼを一日2回替えてもらったり、体を拭いてもらうのは初めてで大変感謝している」とのことで、「医師が患者さんの体を拭いたりガーゼを交換することは、医師にとって驚きであり、これは医療の革命だ」とのコメントがあった。

01日 23:00
ジャカルタに輸送した約4t分の支援物資が現地の保税倉庫に保管中。支援物資を確実な方法で被災現場に送り届けるための方法を模索中。 保険局、等と協議中。
鹿児島病院 内山氏 最終便で、成田に向け出国。他国の支援と、現状報告のため、一時帰国。