『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0101(1)』
2005年01月01日
30日 20:30
薬剤部 佐賀薬剤師、千葉薬剤師、 鹿児島 内山コーディネーターがジャカルタに到着。
日本より持ち込んだ医療物資は、一時ジャカルタ空港に預かりとなった。
現地にて、在ジャカルタ日本大使館栗田医務官、能宗総長、内山と打ち合せ。
翌日、現地視察の可能性があるとのこと。
31日 11:25
共愛会病院 中村医師が、ジャカルタに向け出発。
タイで先遣隊医療活動を行なっていた橋爪医師が、プーケット発、マレーシア経由、ジャカルタ行移動始。
ジャカルタで橋爪医師、中村医師、内山氏がアチェでの医療活動を視野に入れた情報収集を行なう予定。
31日 12:00
タイ・タクアパーからの報告
国立病院を拠点に医療活動を実施中。
入院患者様150名殆どが一日二回のガーゼ交換が必要。消毒に必用な衛生材料が不足している状況。
千葉病院 臨床工学技士 加藤 泰之
12/31 15:55 JAL便で、バンコクに移動に合わせ、急遽衛生材料を移送。
主な援助物資
ガーゼ
ディスポ消毒キット
シート(アンダーバット)
マスク、手袋
縫合セット、縫合糸など
医薬品(抗生剤、洗浄用生理食塩水)
約2,000kgの支援物資を運搬
医療メーカー、問屋業者、JALのご協力により、運搬した。
31日 23:00
橋爪医師、中村医師がジャカルタ到着。
加藤臨床工学技士はバンコクに到着し、明日プーケットに移動。
栗田医務官、橋爪医師、中村医師、能宗総長、桶谷局長、内山氏が今後のアチェでの医療活動の詳細に関して協議。現段階での医療支援として、医薬品・医療消耗品の提供を早急に実施。
アチェにある、大学施設を拠点として使用し、医療チームが活動できる可能性あり。治安に関しては、詳細な情報がない。ライフラインは壊滅状態で、医療施設の機能は、一施設のみ稼動している。
今後の活動に関しては、さらなる情報収集後に検討。