『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告1231(1)』

2004年12月31日

30日 11:25
昨日、タイに向け出発した、福岡・茅ヶ崎チームがプーケットに無事到着。先遣隊と合流し、タクアパーの国立病院に向け、移動開始。

薬剤部 佐賀薬剤師、千葉薬剤師、 鹿児島 内山コーディネーターがジャカルタに向け、約700kg分の医薬品と、医療消耗品、エアーテントを積み、JAL機で出発した。

30日 11:30
理事長召集のもと、TDMATの活動並びに、被災地支援の会議を開催。地元(政府)の要請には最大限応えるよう指示があり、事務局・本部体制の強化に関して検討。年始年末で医薬品メーカー・医療メーカーとも休暇に入っているため、薬品や資材物品の調達方法の具体化と担当者を選出した。

30日 19:00
タイのチームより、現状の報告あり。タクアパーの国立病院は、150床満床状態で、その大部分が外科手術後であり、術後の創感染がある。一日二回のガーゼ交換が必要で、大部分は、滲出液が多く、ガーゼや消毒セットの数が不足している。また、手術室にて、外科手術のアシストを行っている(手術の内容に関しては不明)。現在、施設内での活動に限局して活動を実施している。会議室での、ざこね状態ではあるが、空調がしっかりしているので、快適とのこと。

処置介助のため、看護師1名追加の要請があり。

タイからの報告により、(株)徳洲会に依頼し、衛生材料を中心に支援物資の調達を開始。12/31の移動に合わせ準備可能。

千葉病院 臨床工学技士 加藤 泰之
12/31 15:55 JAL便で、バンコクに移動予定。