『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0103(2)』

2005年01月03日

02日 07:20
鹿児島病院 内山氏 帰国

02日 10:00
インドネシア・スマトラ沖地震 『インドネシア・スマトラ沖地震TDMAT活動報告0103(2)』 2005年01月03日 【 02日 07:20 】 鹿児島病院 内山氏 帰国 【 02日 10:00 】 東京本部にて、インドネシアの現状に関して報告会を開催。出席者は、東京本部 中川局長、服部局長、久保部長、菊池、(株)徳洲会 土佐薬剤部課長 TDMAT事務局 吉、松内鹿児島病院 内山氏

現状報告
◆医療支援が必要なアチェの状況に関して
水道・・・全壊
ガス・・・全壊
電気・・・20~23%のみ復旧 全面復旧に2カ月は必要
電話・・・有線電話全壊、携帯電話一部使用可
交通・・・ジャカルタから、定期航空便が運航しているが、現在アチェの空港の管制は国軍が支配しているため、不定期な運航。

◆ジャカルタでの情報
アチェ市内のムハマニア大学の施設を使用し医療支援することは可能。
現地では軍の病院が一部機能している状況。

他にハキム病院が、施設(建物)の修復により、医療施設として使用できる可能性がある。

◆現地での医療ニーズ
医薬品や、医療消耗品の絶対数が不足している状況で支援物資の提供が急務である。
また、切り傷などの創部感染が目立ち、創処置と抗生剤の使用が必要である。

◆今後の活動に関して
現在、他の医療チームは、メダンという地域を拠点に、政府や軍支援のもと、アチェに入って医療支援を行なっている。

メダン市内では宿泊先の確保が困難で、確保できても、メダン市内からアチェ市内へは陸路12時間が必要。しかし、移動途中にガソリンスタンドの確保が困難で、陸路の移動は無理。

ジャカルタ市内の医療支援物資をより早く現地に届けるため、近日中に、保健局と協議を予定。

政府や軍の協力が得られた場合は、先遣隊として、医師3名、薬剤師1名、看護師2名、事務職2名を派遣する準備を整える。

02日 14:00
タイの先遣隊7名が帰国のため、プーケットを出発
バンコクを経由に成田に到着予定。
1/3 TG6002便 7:40着予定