3月14日

気仙沼の災害宅策本部でミーティングを行っていた河内TMATチームリーダからの報告で気仙沼方面で一番大きなコミュニティセンターでの診療、およびとなり町の本吉町の病院勤務をしている2名の医師が医療物資も無くトリアージしかできず困窮しているため支援を要請される。とりあえず本吉町へ地元消防隊に誘導され情報収集に向かう。

仙台病院への支援体制
本日もER担当(医師2名・看護師4名)および病棟支援(夜間のみ1名/1病棟)を行う。今後の支援は、病棟は16日まで、ERは19日まで予定。

TMAT被災地活動

1.気仙沼市立本吉病院
TMAT:救急車2台、医師3名、看護師6名、他事務担当

活動内容
気仙沼市立本吉病院にて活動、元々のスタッフは被災後休みなく診療継続しており疲労困憊のため本日の診療はTMATが担当する。

外来診療:  30名(病状は不安・不眠等精神的不安からくる不定愁訴が多いとのこと)また、100名程度の慢性疾患の継続処方(もともと院外処方箋発行)
入院管理:  20名
救急搬送:  数台。そのうち1件は一過性意識障害のため転送、他は膝部外傷等

2.患者搬送支援(自衛隊)
TMAT:救急車4台、看護師、事務担当者

活動内容
被災地から自衛隊ヘリにて搬送されてきた患者を搬送基地でトリアージ、地元の医療機関へ患者搬送を行う。徳洲会救急車は4台であるが、それ以外には消防隊4台、民間病院1台

明日15日(火)の活動予定

仙台病院支援:本日と同様の体制

1.気仙沼市立本吉病院
TMAT:救急車1台、医師1名、看護師2名にて、元々の病院スタッフとともに活動

2.本吉町内北東の集落「大谷(おおや)」へ医療チームを派遣
大谷は孤立集落で現在まだ医療チームは入っておらず、本吉病院チームのうち医師2名、看護師4名、事務担当にて仮説診療所を設立し診療を行う予定。7:00に本吉病院を出発、9:00~16:00診療、通信状態も無いため一旦本吉病院へ帰還予定

3.田川チームリーダ隊
仙台病院を3:30に出発、気仙沼対策本部の災害対策会議(7時~)に参加、
さらに医療ニーズが無いかを確認予定、一旦本部と活動検討し、その後必要に応じて岩手県内へ調査を拡大予定

東京本部
23時、本日のシャトル便(救急車2台、一般車(災害許可有)2台が仙台病院に向け出発。医師2名、看護師4名、放射線技師1名、医事課2名、事務担当7名、他3名 他、物資満載

活動地域の気仙沼 (googleマップより転載)

活動地域の気仙沼 (googleマップより転載)

活動地域の気仙沼 (googleマップより転載)

活動地域の気仙沼 (googleマップより転載)

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