3月15日

【仙台徳洲会病院】
昨日と同様、ERの担当と病棟の支援

ER:救急車12台(入院3件)、ウオークイン34名腹痛・外傷・インフルエンザ等、6名入院
病棟:病棟業務支援

病棟支援は明日にて終了、ERは19日までの予定

【気仙沼市の医療支援】
田川チームおよび本吉病院チーム、大谷公民館チームが下記医療活動を行う。

3:30 仙台病院出発
7:00 気仙沼高域防災センターにて対策会議へ参加、階上中学校に2000名の避難者がいるためTMATが担当することとなる。まずは調査のため階上(はしがみ)中学校へ向かう
8:00 階上中学校調査、約1200名の避難者を保健師3名、ボランティア地元Ns数名が常駐しているが医師はおらず、保健師からも医療要請があり常駐診療決定となる
15:00 本日仙台に到着した野田チームが合流、1200名の巡回診療を行う。内服処方切れの被災者が多数いたため、投薬内容を確認ののち仙台病院より搬送し処方する
16:00 保健室にて16時より診療開始

20:00 時点で27名を診察、上気道症状、不眠等不安症状が主症状。階上中学校の近くにある避難所(お寺:50名、保育園:20名)の巡回診療を行う階上中学校にては24時間体制にて明日からも引き続き診療活動を継続することとなる。また階上中学校周辺地区の巡回診療を行うことになる。田川チームは岩手県災害対策本部を訪問、医療ニーズの調査を行う。

【本吉病院報告】
外来:診療数58名(上気道・消化器症状を主とする患者が多数)
救急搬送4名(CPA蘇生後、AMI、Af-CHF、原因不明熱)
入院:入院20名、後方搬送先がなく現在も入院中、検査は全て使用できない状況のまま

本吉地区南部の小泉地区にも医療チームが入っていないため本日は巡回診療を行い、避難所3カ所で200名の避難者を巡回診療。明日も引き続き継続

【大谷公民館の活動】
診療数:15名 上気道症状が主であり、慢性疾患内服中の内服処方切れへの処方
明日も引き続き継続

本吉病院の風景

本吉病院の風景

本吉病院の横に併設してある調剤薬局

本吉病院の横に併設してある調剤薬局

津波の被害を受けた病院内の一階部分

津波の被害を受けた病院内の一階部分

津波の被害を受けた病院内の一階部分

津波の被害を受けた病院内の一階部分

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(文責:猪俣 森太郎)